「能登とともに基金」設立
2025-01-01 09:02:20

地震と豪雨災害に対する新基金「能登とともに基金」の設立

「能登とともに基金」の設立とその意義



公益財団法人ほくりくみらい基金が新たに立ち上げた「能登とともに基金」が、令和6年に発生した大規模地震と豪雨に対応するための寄付受付を開始しました。この基金は、被災者の生活支援や地域復興活動を支援することを目的としています。

背景:二重災害の影響



2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」は、石川県志賀町で最大震度7を記録しました。これに続いて、9月21日から23日にかけて発生した「令和6年9月能登半島豪雨」により、輪島市では24時間で412ミリという記録的な降水量を記録しました。

これらの災害は「数千年に一度」とも言われる極めて異常な事象です。同時に、両災害により複数の困難が能登地域を襲い、被災者の心理的な負担や支援ニーズの複雑化が広がっています。加えて、復興に向けた情報交換会の実施など、地域における助け合いが続いています。

地域支援のための基金設立



ほくりくみらい基金は、地震発生の直後に「令和6年能登半島地震災害支援基金」を設立し、すぐに緊急助成プログラムの公募を開始しました。同様に、豪雨の直後にも基金を立ち上げ、迅速な助成を行っています。2024年12月の時点で、2つの基金での寄付総額は7800万円を超え、助成総額は4800万円に達しました。

支援対象と使用目的



「能登とともに基金」で集めた寄付金は、次のような活動に使用されます:
  • - 被災者の生活支援
  • - 復興のための地域活動
  • - 防災や減災に向けた取り組み

このように、個別のニーズを反映し、柔軟に対応可能な助成プログラムを企画・実施していく方針です。また、寄付金の15%は当法人の運営費として使用されます。

代表者の想い



同基金の代表理事である永井三岐子さんは、「能登とともに基金」に込めた想いについて語ります。「被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、多くの支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。私たちの活動は、地域の市民団体と連携しながら、変化する状況に対応していきます。」と述べています。

未来に向けた取り組み



この新基金は、名称の通り、度重なる災害を経験した地域が、他者の助けを借りながらも恵み豊かな生活を取り戻すための約束です。復興のために挑戦する多くの人々を支えることで、より強い地域を作るための土台を築いていくことでしょう。寄付や支援を通じて、ぜひこの取り組みに参加してほしいという呼びかけも行っています。

さらなる支援のために



「能登とともに基金」への寄付は、公式ウェブサイトから簡単に行うことができます。地域の復興を共に支援していきましょう。


このように、能登の復興支援に向けた取り組みは進行中です。被災者の生活を一日でも早く取り戻せるよう、地域の方々と共に力を合わせていきたいと思います。


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会社情報

会社名
公益財団法人ほくりくみらい基金
住所
石川県金沢市兼六元町15-28
電話番号

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