測量業界に革命をもたらす新型LiDAR『EchoONE』
株式会社FLIGHTSが新たに提供するドローン搭載型LiDARシステム「EchoONE」は、建設業界の測量業務を劇的に変える革新的な製品です。この新型LiDARは、Teledyne GeospatialとInertial Labsの共同開発により、高精度な点群データを高速で取得できる特性を持ちつつ、セキュリティ面でも高い信頼性を誇ります。
『EchoONE』の特長
1. 高精度な3D計測
EchoONEは、Teledyne Geospatial社の高性能レーザーセンサーとInertial Labs社製のタクティカルグレードIMU「KERNEL-210」を搭載しています。これにより、高さ120mからでも絶対精度RMSE1.5cmという驚異的な精度での計測が可能です。データは低ノイズで非常にクリアであり、さまざまな用途に適応できる柔軟性を持っています。
2. 最大270mの測距距離
EchoONEは反射率20%の物体に対して最大270mの測距が可能です。特に推奨される最大対地高度は205mで、最大8リターンの取得機能を備えています。これにより、植生の影響を受けやすい地表計測においても高精度を維持しつつ、樹木の形状再現性も向上しました。
3. 軽量設計
重さわずか1.4kgのEchoONEは、コンパクトな筐体に機能を凝縮させています。この軽量設計により、小型UAVにも容易に搭載できるため、1フライトでの飛行時間を延ばし、広域データの取得が可能になります。これにより、現場でのオペレーションが格段に向上します。
4. 高いセキュリティ性能
EchoONEは、アメリカの国防権限法(NDAA)に完全準拠した設計となっており、厳格なセキュリティ基準をクリアしています。そのため、機密性の高い業務にも安心してご利用いただけます。設計から製造まで、すべての段階でセキュリティが重点的に考慮されています。
様々な用途に対応
EchoONEは、測量だけでなく、森林資源管理やインフラ点検など、多岐にわたる分野での活用が期待されています。その汎用性と信頼性により、これまでのLiDARソリューションにはない新たな可能性を秘めています。
まとめ
EchoONEは、技術革新を通じて建設業界の人手不足という課題に立ち向かう一手といえるでしょう。測量業務の効率化やデジタル化を推進するだけでなく、高度なセキュリティを保ちながら、より多様な利用シーンで期待される次世代のLiDARソリューションとして、今後の展開が楽しみです。
製品に関する詳細な資料や取材の依頼は、株式会社FLIGHTSのLiDAR事業部へお問い合わせください。公式HP:https://flightsinc.jp/