災害時の避難所、衛生状態への不安が最も大きい!
テレネット株式会社が実施した「災害時の避難所」に関するアンケート調査では、避難所への避難経験者の34.9%が衛生状態を最も懸念すると回答しました。
回答者の声からは、感染症への不安や、トイレやシャワーなどの設備不足に対する懸念が読み取れます。
例えば、「避難所内で病気が流行ってしまったら、完全に治すのにはとても苦労がかかるから。」や「風呂とか入れなく衛生状態が悪くなるから。」といった意見が多く見られました。
避難所になくて困ったもの1位は「スマートフォン充電器」!
避難所での生活経験者に対して、避難所になくて困ったものを聞いたところ、40.6%の人が「スマートフォン充電のための電源」と回答しました。
現代社会では、スマートフォンは情報収集や家族との連絡手段として欠かせない存在です。避難所においても、スマートフォンが充電できないことは、大きなストレスに繋がるでしょう。
避難所へ持っていって良かったもの1位は「上着や毛布」!
避難所へ持っていって良かったもの、あるいは持っていけば良かったものを聞いたところ、25.7%の人が「上着や毛布など温度調整ができるもの」と回答しました。
避難所は、気温の調節が難しく、寒暖差が激しい場所です。そのため、体温調節ができる服装や寝具は、快適な避難所生活を送る上で必須と言えるでしょう。
避難をためらう理由、混雑状況が上位に
避難経験がない人に「避難した方が良いかも」と考えたことがあるかを聞いたところ、14%の人が「ある」と回答しました。
避難しなかった理由としては、20.6%の人が「避難所内の混雑状況」を挙げました。
回答者からは、「人が多そうだから」「迷惑をかけてしまう」「感染症が怖いから」といった意見が見られ、避難所での混雑に対する不安が伺えます。
まとめ
今回のアンケート調査では、災害時の避難所における衛生状態への不安や、スマートフォン充電の重要性、温度調節できる服装の必要性などが浮き彫りになりました。
災害はいつ起こるか分かりません。今回の調査結果を参考に、いざという時に備え、必要な持ち物を準備しておきましょう。