日立社会情報サービスのインターネット安全教育講座
株式会社日立社会情報サービスは、インターネットの安心・安全な利用を促進する取り組みとして「e-ネットキャラバン」に参加し、「e-ネット安心講座」を開催しています。この活動は、一般財団法人マルチメディア振興センターのプロジェクトに基づき、年々多くの学校で実施されています。
e-ネットキャラバンとは
「e-ネットキャラバン」は、主に小学生から高校生を対象に、インターネットを利用する上でのリスクを教育するためのプログラムで、教職員や保護者向けにも実施されています。総務省や文部科学省との連携により、全国各地で講師を派遣し、無料で「e-ネット安心講座」を提供しています。日立社会情報サービスでは、ICTの専門知識を活かし、2013年からこの活動に参加しており、毎年数名の社員を講師として派遣しています。
2024年度の具体的な実施内容
2024年度は、東京都、千葉県、神奈川県において、以下の学校を訪問しました。
1.
東京都の高等学校(4月17日)
2.
大田区立中萩中小学校(5月21日)
3.
江東区立元加賀小学校(6月5日)
4.
船橋高等学校(6月6日)
5.
幕張西中学校(6月7日)
6.
横浜市立鶴見小学校(2025年3月3日)
これらの講座では、参加者に対し、インターネット上の危険やトラブルを未然に防ぐための具体的な手法を学んでもらいます。さらには、クイズや実際の事例を交えており、実践的な対話を通じて家庭でのルール作りも推奨しています。
講座の内容と形式
「e-ネット安心講座」は、以下のような4つのカテゴリに分かれています。
- - 小学3・4年生向け
- - 小学5年生~中学1年生向け
- - 中学2年生~高校3年生向け
- - 保護者・教職員向け
受講形式は、講師派遣による対面授業、オンライン開催、そしてビデオオンデマンドの3つから選択可能です。これにより、参加者は自分の都合に合わせて学ぶことができ、より多くの人々にこの重要な教育を提供することができます。
安全対策の具体例
特に、インターネット利用時のリスクは多岐にわたります。そのため、講座では以下の内容を重視しています。
- - ネット依存症やネットいじめの実態
- - フェイクニュースや不正確な情報の見分け方
- - 個人情報の管理とセキュリティ対策
- - ソーシャルメディアでの注意点
- - ネット詐欺や著作権、肖像権侵害について
地域貢献とサステナビリティ
仲間たちと共に、株式会社日立社会情報サービスは、社会貢献活動や従業員ボランティアに力を入れており、「人づくり」「環境」「地域貢献」を重点分野として位置付けています。企業としての責任を果たしながら、地域社会との対話を深めています。
今後も、このような活動を通じて、次世代を担う子どもたちが安心してインターネットを利用できる環境作りに貢献していく所存です。私たちの取り組みにご関心をお持ちの方は、ぜひ当社のウェブサイトをご覧いただき、最新の活動情報をご確認ください。