嘉悦大学の新挑戦
2020-02-03 16:50:04

新学長就任から始まる嘉悦大学の新たな挑戦と学びのスタイル

嘉悦大学の新しい挑戦



2020年4月1日、嘉悦大学は新しい学長井上行忠を迎え、これまでとは異なる学びのスタイルを導入しました。「世の中の面白いを学問する」をテーマに掲げ、学生が主体的に関与する授業やプログラムが展開されます。特に注目されるのが、新設された講義「炎上経営論」と「eスポーツマーケティング」です。

炎上経営論



「炎上経営論」では、ソーシャルメディアが引き起こす企業の炎上事例を分析し、企業が守るべき倫理や対処法について学びます。インターネット時代におけるビジネスの難しさと、その中で企業がどのように舵を取るべきかを考察。学生たちには、ただ理論を学ぶだけでなく、実際の事例を通じて現実的なアプローチを養成することが求められています。

eスポーツマーケティング



次に、急成長を遂げている「eスポーツマーケティング」の講義では、国内外のeスポーツ市場について深く学ぶことができる機会が設けられています。これは、日本におけるeスポーツの現在と未来を見据えた内容であり、観戦や実況などの新たなユーザー行動にも焦点を当てています。生徒たちは、この業界に特有のビジネスモデルを学ぶことで、マーケティング戦略を身につけていきます。

学生広報部の新設



さらに、嘉悦大学は学生が自ら広報に関与する「学生広報部」を新設しました。この部門は、大学のイベントや講義での経験を通し、その成長を地域社会や外部に発信する役割を担います。この取り組みは、広報を学ぶ「広報論」の授業と連動し、実際の取材や記事作成を通じた実践的な学びを提供するものです。受講生は、広報活動に必要なスキルを磨くことで、将来的に自らのキャリアに活かすことができます。

新学長のビジョン



井上学長は、「怒るな働け」という嘉悦大学の校訓を掲げ、実学を通じた社会貢献を強調しています。学生に対しては、現代のビジネス環境における新しい価値の創造を促し、彼らが持つ発想力と行動力の重要性を訴えています。特に、世代間の発想の違いを活用し、創造的なアイデアを社会に提供できるポテンシャルを持つ学生たちに期待を寄せています。

嘉悦大学の歴史と教育哲学



嘉悦大学は、1903年に日本初の女子商業学校として創立され、長い歴史を有しています。以来、実学教育を大切にし、多くの優秀な人材を輩出してきました。女性初の公認会計士を輩出したこともその一例であり、実務家講師による現場から学ぶ授業スタイルは、学生にとって大きな財産です。

新しい学長のもと、嘉悦大学はますます進化を続け、これからの社会に必要な人材の育成に励んでいきます。未来のビジネスリーダーを育てる舞台として、訪れる学生に新たな可能性を提供し続けていくことでしょう。大学の取り組みやイベントを通じて、地域社会とのつながりも強化されていくことが期待されています。

会社情報

会社名
学校法人 嘉悦学園 嘉悦大学
住所
東京都小平市花小金井南町2-8-4
電話番号
042-466-3711

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