SBI証券がパトスロゴスの人事ソリューションを導入
株式会社SBI証券は、株式会社パトスロゴスの提供するHR共創プラットフォーム「PathosLogos」と「Combosite人事給与」を採用したことを発表しました。この決定は、SBI証券の人的資本経営を支援し、業務を効率化するための大きな一歩です。さらに、SBI証券は「SmartHR」と「TeamSpirit」も導入し、複数のSaaSが連携することで、人事業務の負担を軽減し、より戦略的な業務にシフトすることを目指します。
SBIグループの人事戦略
SBIグループは、人が最大の差別化要因であるとの考えのもと、人的資源を最も重要な戦略的資源として位置づけています。特に、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進とともに、人材の価値向上に向けた戦略を策定し実行しています。この戦略を実現するために、人事部門は採用から勤怠、給与、評価までの業務を標準化し、効率化を図るために複数の人事システムを導入してきました。
しかし、急速な組織拡大に伴う課題も浮かび上がっています。それは、システム間のデータの断絶です。この問題を解決するためには、シームレスなデータ基盤が必要であり、人事データの自動連携が求められています。この新たなシステム導入は、グループ全体の人的資本の管理を加速するための戦略的な投資といえます。
人事業務の効率化とは何か
今回、SBI証券が「PathosLogos」を採用することで期待される効果はいくつかあります。まず、月次の業務を標準化し、自動化を進めることです。勤怠管理や労務管理、人事給与に関するデータが自動的に連携されることで、手作業や二重入力を削減することが可能になります。これにより時間を短縮し、人事部門はより付加価値の高い業務に注力できるようになります。
次に、評価プロセスの可視化も重要です。集約された人事データをタレントマネジメントシステムに連携することで、評価の結果を育成計画や配置に活用し、戦略的人材活用を促進します。
また、各システムに散在していた人事データを「PathosLogos」で一元化することで、必要なデータの横断的な参照・活用が可能になります。これにより、人材の育成や配置に向けた分析を進め、データに基づく意思決定ができるようになります。
「Combosite人事給与」の導入背景
SBI証券が採用した「Combosite人事給与」は、大企業向けに特化した人事給与計算SaaSです。大企業に多い複雑な運用ルールや給与体系に対応できる柔軟性が評価され、今回の導入となりました。
未来に向けた展望
今後、パトスロゴスのコンサルティング部門が導入をサポートし、SBI証券の業務の標準化を実現していきます。また、企業が最適なHR SaaSを選定できる環境を整え、全ての人事データを集約することにより、大企業の人事部門の生産性向上に貢献していく考えです。
SBI証券の髙村社長は「新たな価値を創出し、お客様に選ばれ続ける金融サービスを目指す」と語り、パトスロゴスの松野CEOは「人事DXの理想的な姿を実現できることが誇り」とコメントしています。この協力関係を通じて、日本の企業の人事業務の未来がどのように変わっていくのか、非常に楽しみです。