江田島の未来を照らす活動
江田島での新しい支援プロジェクトが、児童養護施設の子どもたちの未来を変える機会を提供しています。この取り組みは、2022年から始まり、広島新生学園の子どもたちがクリスマスにプレゼントを受け取ることを目指しています。
江田島荘の取り組み
江田島荘では、広島新生学園と協力し、毎年クリスマスプレゼントを届ける活動を行っています。総支配人の阿部直樹氏は、サンタの衣装を着て、1人1人の子どもにプレゼントを手渡しています。この活動は、年々寄附が増えており、2022年には71件、522,950円、2023年には84件、530,000円の寄附をお預かりしました。2024年もこのサンタの贈り物を続け、子どもたちに「愛」を届ける「アイランドプロジェクト」と名付けています。
スターシェフたちのランチ会
2023年には、この活動の一環として江田島荘のレストラン「locavore」料理長、廣松昂是氏が計画したランチ会が開催されることとなりました。これは江田島荘で、特別な料理体験を通じて子どもたちの職業選択肢を広げる狙いがあります。さまざまな分野で活躍するスターシェフたちが手がける料理を目の前で体験できるこのイベントは、彼らの未来への可能性を見出す場ともなります。
参加シェフの中には、国内外で活躍する井樋雅之氏(シェラトン沖縄料飲顧問)、大東和彦氏(SINAEシェフ)、星野大志氏(LAVAROCK神谷町料理長)など、多彩な才能が揃っています。
クリスマスプレゼントの寄附について
江田島荘では、広島新生学園の子どもたちへのクリスマスプレゼントとランチ会のための寄附を募っています1口5,000円から寄附が行え、子どもたちがサンタさんに頼んだプレゼントを届ける手助けができます。寄附の期間は2024年9月13日から12月23日まで。寄附は江田島荘フロントで受け付けています。
私自身の原体験と活動への思い
私が子ども時代にクリスマスの喜びを味わった経験が、この活動の始まりになったのです。プレゼントが用意されていなかった幼少期、その思い出が胸に焼き付いています。ある年、小学2年生の時、夢にまで見たおもちゃをもらった感動は、私にとって特別なものでした。大人になった今、自分の子どもには同じ喜びを与えたいと思う気持ちから、この児童養護施設との出会いが生まれました。
施設を運営する広島新生学園の上栗園長との出会いを通じて、私の想いを具現化しようと決意しました。園長から聞いた子どもたちの実情に心を痛め、何かできることはないかと考え抜き、このプロジェクトが立ち上がったのです。三年目を迎えた今、さらに多くの支援を広げる機会を逃すまいと、新たな取り組みを進めています。食を通じて子どもたちに夢や未来の選択肢を提供したいと強く願っています。
広島新生学園について
広島新生学園は、1945年の原爆投下から約3ヶ月後に開設され、これまで数多くの子どもたちを支援してきた児童養護施設です。広島県内には13の児童養護施設がありますが、その中では2番目に古い歴史を持ちます。現在も、虐待を受けるなどの理由で家庭に恵まれない子どもたちが、地域の愛のもとで生活をしています。
このように、江田島で行われているプロジェクトは、児童養護施設の子どもたちに対する愛のかたちです。あなたのご協力が、そんな未来への扉を開く一助となります。きっと、子どもたちにとっても忘れられない思い出となるでしょう。
お問い合わせ
株式会社江田島荘
木下祐介(TEL:0823-27-7755 FAX:0823-27-7708)
メール:
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江田島荘公式サイト
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