松山の地域デザインファクトリーが消防職員募集に挑む
近年、松山市では消防職員の志望者が減少しているという課題があります。この現状を打破すべく、株式会社クリエイターズマッチ主催の『Rethink Creator PROJECT』が始動。松山市消防局の協力のもと、地域クリエイターたちが中心となり「消防職員の募集」をテーマとしたポスターやパンフレットが制作されることとなりました。
プロジェクトの背景
消防職員の募集数が減少している理由は様々ですが、特に若年層からの関心が薄れていることが影響しています。この状況を改善するため、地元のクリエイターと松山市消防局が協力し、消防職員の魅力を伝える効果的な手法を模索しました。プロジェクトの目的は、消防職員の多様な仕事とその魅力を広く知ってもらうことにあります。
この活動は、地域に特化したデザインファクトリーとして2025年から松山市の課題解決に向けた取り組みの一環として実施されました。愛媛県内で活動する3名のクリエイターが、消防職の適性イメージを再定義し、興味を引くデザインを施しました。
地元クリエイターによる作品制作
クリエイターたちは、Rethinkという視点を持ち込み、消防職員の仕事の多様性に着目しました。実は、消防職の仕事には消火活動に留まらず、データ分析や事務作業などの多岐にわたる業務が存在します。しかし、そうした側面が十分に知られていないために、適性のある学生が消防職を候補に挙げていないという事実があります。
今回制作されたポスターは、表紙に驚きの表情を描くことで目をひき、内部では消防職のさまざまな業務内容をイラストとともに提示する構成になっています。このようなアプローチにより、職業の多様性を視覚的に伝えることを目指しました。
贈呈式と今後の展開
2月6日(金)には、松山市消防局で制作したポスターとパンフレットの贈呈式が行われます。このイベントには、松山市の西岡消防局長やJT愛媛支社の関係者、地元クリエイターたちが出席する予定です。贈呈された作品は、松山市の消防局や消防署、役所などでの配布に活用され、業務説明会や各種イベントにおいて広く展開される予定です。
地域デザインファクトリーの今後
この地域デザインファクトリーは、2022年からスタートしたもので、クリエイターたちが地域の課題解決に向けて力を合わせています。セミナーやコンテストを通じて、地域課題に悩む自治体と連携し、クリエイティブな解決策を提供します。
今回の消防職員募集プロジェクトのように、地域密着型の活動は今後も続けられ、松山市をはじめ様々な地域で新たな取り組みが期待されています。地域の人々が協力し合い、クリエイティブな力で課題を乗り越える姿勢が求められています。
株式会社クリエイターズマッチは、今後も多様な地域における『Rethink Creator PROJECT』を進め、地域の活性化に貢献していくことでしょう。