トプコン、3Dスキャナー新発売
2024-07-02 13:50:57

建設現場のDXを加速!トプコンが誰でも使える3Dレーザースキャナー『ESN-100』と専用ソフトウェア『Topcon Raster Scan』を発売

建設現場のDXを加速!トプコンが誰でも使える3Dレーザースキャナーを発売



株式会社トプコンは、建設現場のICT活用をさらに推進するため、誰でも簡単に扱える3Dレーザースキャナー『ESN-100』(愛称: 面トル)と専用フィールドソフトウェア『Topcon Raster Scan』を発売しました。

近年、建設現場では3次元点群データを用いた測量作業の効率化が進んでいます。しかし、点群データの扱いに熟練した技術者の不足や、外部委託によるコスト増加などの課題がありました。

国土交通省が今年4月に発表したi-Construction2.0では、3次元点群計測が原則化される方針が示され、建設会社による点群計測の内製化が求められています。

そこでトプコンは、誰でも簡単に扱え、現場で即座にデータ確認ができる『ESN-100』と『Topcon Raster Scan』を開発しました。

『ESN-100』:計測の自動化で誰でも使えるを実現



『ESN-100』は、従来のレーザースキャナーに比べて、操作性が大幅に向上しました。

ワンボタンでカンタン整準:自動整準機能により、ボタンを押すだけで簡単に器械設置ができます。経験がなくても、誰でも簡単に扱えます。
ターゲットを自動で検出:器械設置で必要となるターゲットのプリズムを最大100mまで自動検出し、後方交会を行います。360°プリズム対応のため、複数の計測箇所で共通のターゲットを使用できます。

『Topcon Raster Scan』:現場で計測データを即座に確認でき、確実に取得



『Topcon Raster Scan』は、『ESN-100』を操作する専用のタブレット用フィールドソフトウェアです。

スキャンデータを自動で結合:複数のスキャンデータを自動で結合します。後方交会法を採用しているので、誰でも簡単・高精度に点群データを結合できます。
リアルタイムにデータを確認:その場で計測結果を確認でき、次にどこをスキャンすればよいかを把握しながら作業を進めることができます。
進捗管理・出来形管理機能:以前のスキャンデータや設計データと比較して土量計算が行えます。前日と当日のスキャンデータを比較する進捗管理や、設計データと比較する出来形の確認を現場で行うことができます。
解析後のデータ出力まで可能:タブレットから、色付けされた点群データを直接出力できます。PCでの解析は不要で、すぐに帳票作成するソフトウェア(他社製含む)での作業へ移行できます。

導入のメリット



現場作業の効率化:自動化された計測により、作業時間を大幅に短縮できます。
データ精度の向上:自動整準やターゲット自動検出により、データ精度が向上します。
人材育成の負担軽減:誰でも簡単に扱えるため、熟練した技術者でなくても操作できます。
コスト削減:外部委託の必要性が減り、コスト削減につながります。

まとめ



『ESN-100』と『Topcon Raster Scan』は、建設現場のDX化を促進する革新的な製品です。誰でも簡単に扱え、現場で即座にデータを確認できるため、建設現場の作業効率化とデータ精度の向上に貢献します。


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