猫を守るTNRプロジェクト
2024-12-09 10:26:53

全国113自治体に「捕獲器605台」を寄贈!猫の命を守るTNRプロジェクト

全国113自治体に捕獲器605台を寄贈



公益財団法人どうぶつ基金は、全国的に広まる野良猫問題に対処するため、TNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す)に取り組む113の自治体に、605台の捕獲器を寄贈しました。この取り組みは、地域の野良猫を守り、無駄な殺処分をなくすことを目的としています。特に、猫の安全な捕獲がTNR活動の鍵を握っているため、捕獲器の提供は重要なステップと言えるでしょう。

TNRの意義と「さくらねこ無料不妊手術事業」



どうぶつ基金が2005年から継続している「さくらねこ無料不妊手術事業」は、飼い主のいない猫に対して不妊手術を行い、耳先をV字にカットして見分けをつけることで、繁殖を抑制します。これにより、「地域の猫」を「さくらねこ」として保護し、苦情や殺処分の減少にも寄与しています。

このプロジェクトは、531の自治体や65の団体、9539名のボランティアと協力して進めています。TNR活動の推進により、野良猫の頭数の安定化を目指しています。

寄贈の背景と捕獲器の必要性



本事業に参加する自治体が増える中、「TNRを希望する住民は多いが、捕獲器が不足している」という声が数多く寄せられました。2023年5月には、参加する自治体に対して捕獲器の需要調査を行ったところ、多くの自治体が捕獲器に関して困難を抱えていることが明らかになりました。

その結果、113の自治体から捕獲器の寄贈要請があり、どうぶつ基金はそれに応える形で605台の捕獲器を寄贈することを決定しました。製造スケジュールの問題で一斉に寄贈ができなかったものの、2023年12月から2024年10月にかけて、全605台の寄贈を完了しました。

野良猫問題を地域で解決するために



野良猫は非常に多様な問題を抱えていますが、地域の人々が共に協力することで解決への一歩を踏み出せます。どうぶつ基金は、各自治体がTNR活動を推進し、猫たちの命を守る手助けをしています。この寄贈活動が地域住民にとっても猫にとっても良い結果を生むことを願っています。

最後に



殺処分ゼロを実現するためのさまざまな取り組みが進められていますが、そのためには地域の協力と支援が不可欠です。今後もどうぶつ基金の活動に目を向け、参加を検討してみてはいかがでしょうか?

■ 詳細や寄贈先の情報は、こちらから確認できます: 寄贈先一覧はこちら

また、ご寄付の支援を通じてもこのような活動を支えることができます。公益財団法人どうぶつ基金の公式サイトからご確認ください。

どうぶつ基金公式サイト


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会社情報

会社名
公益財団法人どうぶつ基金
住所
兵庫県芦屋市奥池南町71-7
電話番号
0797-57-1215

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