秋田工業高等専門学校とG-experienceが連携、子どもたちの未来を育む「ハイラボin秋田高専」開設
秋田県五城目町の合同会社G-experienceは、秋田工業高等専門学校と2025年4月21日に連携協定を結びました。この連携により、地域の子どもたちがテクノロジーを活用した事業や仕事に積極的に挑戦できる環境を整えることを目指しています。
目的と目標
G-experienceが運営する「ハイラボ」は、子どもたちにテクノロジーの重要性を認識させ、専門的な学びを提供することで次のような目標を掲げています。
1.
チャレンジの機会を提供: 子どもたちがテクノロジーを活用し、事業づくりに取り組む機会を提供します。
2.
自由な学びの場の提供: 秋田高専の研究施設で、工学を学ぶ環境を体験し、自由に挑戦できる雰囲気を感じてもらいます。
3.
連携を促進: 高専の専門性と地域の企業や行政とのつながりを強化し、アントレプレナーシップ教育の場となることを目指します。
ハイラボin秋田高専について
2025年5月17日、秋田高専内に「ハイラボin秋田高専」がオープンします。この拠点では、10歳から18歳の子どもたちを対象に、テクノロジーに関する多様な活動が行われます。
ハイラボのプログラム
「ハイラボ」では、以下のようなプログラムを通じて参加者の興味を引き出します。
- - プログラミング (Webサイトやアプリ、ゲーム制作)
- - 音楽・グラフィックデザイン
- - 電子工作やクラフト
- - 仕事体験・起業体験
- - 映像制作
ワークショップ形式での学びにより、子どもたちは自分のアイデアを形にすることができます。“ハイラボ”は図書館のように、子どもたちが自由にテクノロジーを探求し、創造的な活動に従事できる場所です。
地域とのつながり
五城目町では、革細工や木工など、地域特有の文化とテクノロジーを融合させた学びを提供します。「ハイラボ」の立地は、地域住民との交流も促進する条件が整っており、子どもたちはこの環境を最大限に活用できます。
ハイラボの理念
「ハイラボ」では、デジタルに触れる機会が限られている地域の子どもたちに、未来へ繋がるスキルと自信を提供することを目指しています。高専の専門家や大学生から学び合うことで、子どもたちは自らの興味や関心を深め、将来への一歩を踏み出すことができるでしょう。
さらなる展開
今後、「ハイラボ」は近隣の学校とも連携を強め、様々な学習機会を提供します。秋田県内の複数の学校との連携が既に始まっており、テクノロジーに触れられない環境を打破するための活動を進めています。
まとめ
秋田工業高等専門学校とG-experience、そして地域社会が一体となり、学びの場を提供する「ハイラボin秋田高専」は、未来を担う子どもたちへの重要な一歩となります。新たなテクノロジーの活用が、次世代の成長へと繋がっていくことを期待しています。