新たなAR体験『Effectron』
2020-08-20 07:00:02
ARエフェクトアプリ『Effectron』が新たな空間演出の扉を開く
最近、AR(拡張現実)技術を駆使した新しいアプリが登場しました。その名も『Effectron』です。このアプリは、最新のiPad Proに搭載されたLiDARセンサーを活用し、リアルな空間に3次元的なエフェクトを描画するという革新的な機能を備えています。これにより、自宅を映画『TRON』のようなグリッドの空間にしたり、オフィスの廊下を探検できる洞窟に変身させることも可能です。選べるエフェクトは20種類もあり、ユーザーは自分の好みに合わせて創造的な演出を楽しむことができます。
『Effectron』の誕生の背景
『Effectron』は、AR技術が実用化されているにもかかわらず、エンターテインメントアプリとしてはまだ未開拓な分野であるという課題に着目し、開発されました。このアプリの企画者である金井氏は、「App Storeにおいて、LiDARを活用したエンターテインメントアプリがほとんど存在しない状態を打破したい」と考えました。また、英バンドRadioheadのミュージックビデオ『House of Cards』における地形データの視覚化に触発され、自らもコンシューマーレベルでそのような表現を実現できないかと考えたとのこと。過去にドローン測量などで地形データに関わってきた経験が、今回のアプリ制作に生かされています。
開発にかける想い
開発を手がけた中村氏は、ARの可能性に強い期待を抱いています。「コロナ禍で人々が仮想現実への関心を強めていると感じ、iPadに搭載されたLiDARセンサーの精度の向上が新たな可能性を広げている」と語ります。『Effectron』は、ARの空間エフェクトアプリとして先駆けの存在になることを目指して開発されたのです。
未来の展望
今後の展開としては、アプリの機能追加やアップデートを検討しているほか、ARライブやVRライブの企画、演出にも取り組む予定です。また、3DCG技術を用いた新たな映像表現も提供していく方針です。AR技術を駆使して、独自のインタラクティブコンテンツを生み出し、人々に新しい体験を提供することを目指しています。
パートナーシップの募集
『Effectron』の開発チームは、インタラクティブコンテンツやxR系アプリ、ライブ配信のリアルタイム演出に関する企画や開発のパートナーとの協業を期待しています。興味がある方は、ぜひメールでの連絡をお待ちしています。
会社情報
『Effectron』を開発した株式会社アフェクションは、群馬県高崎市に本社を構え、また東京にも支社を持っています。2007年に設立されたこの企業は、アプリや3DCG映像の企画・制作を専門としており、現在社員数は10名。これからの時代のニーズに応じたクリエイティブな提案を続けていく所存です。
詳細な情報は公式ウェブサイトやTwitterからも確認できますので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社アフェクション
- 住所
- 群馬県高崎市緑町2-14-4M’sビル101
- 電話番号
-
027-384-2225