防災ギフトの新選択
2025-08-07 13:33:31

防災を贈り物として選ぶ新たなカタログギフトの魅力に迫る

リンベルの新たな挑戦「RING BELL SONAE」とは



2025年2月6日、リンベル株式会社が新たに展開する防災用品特化型カタログギフト「RING BELL SONAE」が発表されました。このカタログギフトは、贈る人のライフスタイルやニーズに応じて、必要な防災備蓄品を自由に選ぶことができるのが特徴です。昨今の自然災害の増加を受けて、企業や個人がスタートさせる防災対策として最適な選択肢とされています。特に、昨年の能登半島地震の教訓をもとにしたこのギフトは、多くの人々にとって重要な「備え」を届ける役目を果たしています。

地震による退職、その再出発に“備え”を贈る



初めて「RING BELL SONAE」を取り入れた石川県珠洲市の小規模企業、株式会社オーテクスでは、2024年元日に震度7の能登半島地震が発生した際に退職する社員への送別品としてこのギフトを採用しました。この企業の担当者、乙脇 さやかさんは、「防災への備えは、地域や個々の生活環境によって異なるはず。そのため、受け取る側が自由に選べる『RING BELL SONAE』は、最適な贈り物だと感じました」と語ります。

退職する社員は自宅を失い、珠洲市を離れる決断をした中で、会社からの思いを込めた贈り物が、これからの生活への励ましとなったと言います。日本各地で地震や自然災害が増加する中、企業が従業員を大切にし、かつ新たな環境に向けての“備え”を贈るという行為は、非常に意義深いものと言えるでしょう。

震度7で壊れた“備え”を振り返る



2024年の能登半島地震では、過去2回の震度6を経験した企業でもその影響は甚大でした。「能登半島地震の前に地震対策を進めていたが、震度7の揺れは想定外でした。その後は、スタッフの安否確認に追われ、生産が遅れた」と乙脇さんは振り返ります。電話がつながらない状況も続き、全員の安否確認が取れたのは発災から16日後。企業として、何よりも大切な「人」を守る重要性が、この経験を通じて再確認されたのです。

“水がない生活”を経て気づいた本当に必要な備蓄品



能登半島地震の際、同社では水、ガス、物流がすべて止まりました。支援物資が届くまでの4日間、社員たちは水の重要性を痛感しました。「水がない生活がこんなにも大変だとは思いもしなかった。特に、料理ができず、食事に困りました」と乙脇さんは語ります。この体験を通じて、家庭や企業で備えるべき備蓄品の見直しが進みます。

“選べる防災”が、自分と家族を守る第一歩



「RING BELL SONAE」の魅力は、必要なものを自分で選べるという点です。各家庭の状況や人数に応じて、必要な備えは異なります。だからこそ、一人ひとりの備えに寄り添えるこのカタログは、企業福利厚生としても優れた選択肢です。

大切な社員の健康を守るために、企業がどのように防災を考えていくかが問われています。「RING BELL SONAE」は、約130種の防災商品から選べるため、個々のニーズに応じた「本当に必要なもの」を受け取ることができます。

防災ギフト「RING BELL SONAE」とは



最後に、このカタログギフトの開発の背景について触れましょう。リンベルは1987年からギフト事業を展開し、社会のニーズを彼らのビジネスモデルに取り入れています。『RING BELL SONAE』は、実際の災害経験をもとに、東日本大震災からの学びを反映した結果、誕生しました。この『RING BELL SONAE』が、今後ますます多くの企業や家庭に届き、安全な社会の構築に寄与することを願っています。

このようにして、リンベルのカタログギフト「RING BELL SONAE」は、単なる贈り物を超え、未来に対する備えを形づくるものとして、私たちの手元に届いています。


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会社情報

会社名
リンベル株式会社
住所
東京都中央区日本橋3-13-6
電話番号

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