春の行楽シーズンとキャンピングカー旅行の実態
春は多くの人々が旅行を計画する季節。特に、景気が回復基調にあり、連休が増える中で、国内旅行の需要は高まっています。JTBによると、2013年の国内旅行者数は前年比0.4%増の3億570万人が見込まれています。このような状況下で、キャンピングカーの利用にも注目が集まっています。
キャンピングカー旅行者のニーズ
最近の調査によれば、キャンピングカーを利用する旅行者の76.3%が、「1週間以内」の旅行を考えていることが明らかになりました。このデータは、旅行の形式が一般的に短期的である日本の文化を反映しています。旅行日数に関して長期旅行が一般的な欧米と異なり、キャンピングカーでの旅行にも、まだ短い日数が主流のようです。
旅行者の大半は、2泊3日や1泊2日、3泊4日という短期の旅行を選んでおり、長時間の休暇を取ることが難しい状況が続いています。例えば、『キャンピングカー白書2012』によると、42.3%のユーザーが2泊3日旅行を行い、85.1%が1週間以内の旅行を希望していると報告されています。この結果は、キャンピングカーの使用形式と旅行計画の実態を裏付けるものと言えるでしょう。
長期旅行の可能性
とはいえ、今後はキャンピングカー旅行の長期化が進む可能性もあります。その理由の一つは、キャンピングカーを利用するユーザーの年齢層の変化です。60歳以上の定年退職を迎えるシニア世代が増加しており、彼らが中心となったキャンピングカー旅行が今後伸びることが期待されています。定年退職後の時間に余裕が生まれる中で、長期の旅行ニーズも増加するかもしれません。
大阪キャンピングカーショーのご案内
春の行楽シーズンに向けたイベントもあります。関西最大級のキャンピングカーイベントである『大阪キャンピングカーショー2013』が開催されます。このイベントでは、最新のキャンピングカーや人気車両が展示されるほか、アウトドア用品の即売や家族向けのアトラクション、ステージイベントが楽しめます。
イベント情報
- - 名称: 大阪キャンピングカーショー2013
- - 開催日時: 2013年3月16日(土)~17日(日)10:00~17:00
- - 会場: 京セラドーム(大阪府大阪市西区千代崎3丁目中2-1)
- - 主催: 大阪キャンピングカーフェア2013実行委員会
- - 特別協賛: 一般社団法人 日本RV協会
- - 入場料: 前売り 大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)200円。当日 大人1,000円、小人500円
この春、行楽シーズンの計画にキャンピングカー旅行を取り入れたり、『大阪キャンピングカーショー2013』に参加して、最新トレンドをチェックしてみてはいかがでしょうか。