東北魂ビールプロジェクトとは
「東北魂ビールプロジェクト」は、2011年11月にスタートし、東日本大震災の影響を受けた地域の復興を目指すために生まれたプロジェクトです。当時、多くの支援を受けたことに感謝し、美味しいビールでお返しすることをコンセプトにしています。プロジェクトに参加するのは、通常競争相手である東北地方のクラフトビールブルワリーたち。彼らが協力し、技術を交換しながらビール醸造に取り組んでいます。
第22回目のプロジェクト活動
今年で第22回を迎えるこのプロジェクトでは、16社のブルワリーが参加し、同じレシピでビールを醸造。その過程で、キリンビールの仙台工場やスプリングバレーブルワリーの協力を得て、科学的な分析による技術向上を目指しています。完成したビールは全国のビアパブで提供され、ボトルや缶でも販売される予定です。
新しいビールの特徴
今回醸造される「東北魂 IPL」は、ホップを大量に使用しており、華やかな香りが楽しめるラガーです。このビールは各ブルワリーがそれぞれの設備で醸造し、各社の特色や製法の違いを実際に体感できます。
今後のイベント
完成したビールは、2024年3月8日に東京の赤坂見附にある「クラフトビアサーバーランド赤坂見附店」で開栓され、ビール好きとブルワリーの交流イベントが開催されます。また、3月24日には、キリンビール仙台工場でビールの分析結果を基にしたディスカッションも予定されています。このイベントは、業界の技術向上を図る貴重な機会です。
参加するブルワリーたち
以下の16社が参加しています:
- - いわて蔵ビール(岩手)
- - 遠野麦酒ズモナ(岩手)
- - NOYMONDBREWING(岩手)
- - HOPDOGBREWING(秋田)
- - 秋田あくらビール(秋田)
- - 田沢湖ビール(秋田)
- - 蛍火醸造(青森)
- - OIRASEBEER(青森)
- - 米沢ジャックスブルワリー(山形)
- - イシノマキホップワークス(宮城)
- - ブラックタイドブルーイング(宮城)
- - 希望の丘醸造所(宮城)
- - みちのく福島路ビール(福島)
- - 半田銀山ブルワリー(福島)
- - ホップジャパン(福島)
- - スプリングバレーブルワリー(東京)
世嬉の一酒造について
このプロジェクトの中心となる「いわて蔵ビール」を運営する世嬉の一酒造株式会社は、1918年に設立され、南部杜氏の伝統的な清酒を手がけています。1996年からはビール醸造を開始し、質の高いビール創りに挑戦し続けている企業です。
過去には、世界的に評価されるビールも多く生み出しており、様々なスタイルのビールを展開しています。アメリカやイギリス、シンガポールなどへの輸出も行っており、国際的にも注目されている存在です。
このように、東北魂ビールプロジェクトは、復興の象徴として地域の連携と技術向上を目指し、美味しいビールを通じて多くの人々とつながっています。これからの活動にぜひご注目ください。