奈良市の未来を共創する新たな人材育成プログラム
奈良市では、大阪・関西万博に向けて「未来社会を『共創』」する取り組みの一環として、独自の人材育成プログラム「奈良市みらい価値共創プロジェクト研究」の第3期生を募集しています。このプロジェクトは、地域の課題を解決し、持続可能な発展を促進することを目指しており、多様な主体との協力が不可欠です。
プロジェクトの背景と目的
急速に変わりゆく社会の中で、奈良市は地域の発展を持続するために、特に多様性と共創の重要性を認識しています。これに基づいて、このプログラムでは新たなビジネスのアイデアを生み出すとともに、それを実現する人材を育成する役割を担っています。2023年から始まった本プロジェクトは、大和ハウス工業株式会社の支援を受け、事業構想大学院大学と連携しています。
これまでの成果
第1期と第2期には、約40名の修了生が誕生し、彼らは新規事業の立ち上げや、国の省庁などからの表彰を受けるなど、各自の事業構想を実現するために活動しています。修了生は地域の課題を解決するためのさまざまなプロジェクトや事業を展開し、地域経済の活性化に寄与しています。
第3期生の募集
本プロジェクトの第3期では、以下のような内容で研修が行われます。
- - 実施期間: 令和7年6月27日から令和8年2月20日まで(全20回)
- - 定員: 約20名(選考あり)
- - 参加費: 無料(交通費は自己負担)
- - 申込期間: 令和7年5月11日まで(説明会も実施)
参加者は、事業構想大学院大学から「研究員」の資格を付与され、この資格を持つことで、学内のリソースやネットワークを活用できます。
カリキュラムの内容
このプログラムは、新しいビジネスの創出を目指し、実践的なスキルを身につけることができます。参加者は多様なゲスト講師から直接指導を受け、イノベーションを促すための知識を深めることが期待されています。また、異業種間の共創を通じて、新たな価値の創出が図られます。
参加による効果
このプログラムに参加することで、新事業の立ち上げに必要なスキルを習得できるほか、地域での貢献や、自己のキャリア形成にも繋がります。さらに、修了生は「奈良市共創チーム」に加わることで、他のメンバーと共に新たな課題に取り組むことが可能です。
結び
奈良市の「みらい価値共創プロジェクト研究」は、地域課題を解決するための重要なステップです。若い力が未来社会を共創するための使命感を持ち、積極的に参加することが期待されています。興味のある方は、ぜひ申込みをご検討ください。詳細は奈良市の公式サイトで発表されています。