地域とのつながりが育む学生の成長
2026年度「さっぽろまちキャンパス共創事業」が始まります。この事業は、札幌市内の大学生や短期大学生による学生団体が地域団体とともに進めるまちづくり活動を支援するものです。運営は、教育会社である株式会社コエルワが担い、地域と学生の架け橋となる役割を果たします。
まちキャンパス事業の概要
「まちキャン」は、令和5年度から始まった札幌市の新たな取り組みです。地域団体と学生団体による協力を促進し、学生たちに地元への愛着を育むことを目指しています。採択団体には、最大30万円の活動費が支給されます。
特に魅力的なのは、単に資金を提供するだけでなく、「人とのつながり」を重視する点です。「まちキャンパス」という名前には、大学の枠を越えて、地域全体が学びと挑戦の場であってほしいという願いが込められています。学生たちは、地域の社会人との交流を通じて広がる価値観や新たなアイデアに触れ、自己を見つめ直し成長する機会を得ることができます。
参加学生団体の紹介
今年度は、以下のような7つの学生団体が参加しています:
- - 北海学園大学人文学部英米文化学科外国語学習ゼミ:地域産品の魅力をSNSで発信し、外国人観光客と地域をつなげる活動。
- - グリーンサポーターズ(札幌国際大学):高齢者の生活支援や交流を図る心理学を学ぶ学生の集まり。
- - 未来の学び協創研究センター寄り道ラボ(北海道教育大学):世代を超えた対話を促進する「人生会議」を企画。
- - 学生団体マルシェ本舗(北海学園大学):地域の多世代交流を促進する夜間イベント「平岸マルシェ」を主催。
- - アイセック北海道委員会(北海道大学など):地元を愛する高校生や学生の心を育む産官学交流イベントを開催。
- - ラーメンが~るず(北海商科大学):札幌の新たな若者の集いの場所として、韓国の文化を再現。
- - 札幌市立大学デザイン学部横溝研究室:旬の食材を活かした地域発信・デザインの場を制作。
イベント活動の予定
「さっぽろまちキャンパス共創事業」はさまざまなイベントを通じて地域と学生のつながりを深める予定です。
7月11日には、キックオフイベントがエア・ウォーターの森で開催され、参加学生団体が活動内容や目指すゴールを共有しました。社会人サポーターとの対話を通じて多様な視点に触れ、新たなアイデアを見出す貴重な機会となりました。さらに、料理をテーマにしたワークショップでは、互いの理解を深める交流も行われました。
今後は、9月23日に北海道最大級のクリエイティブイベント「NoMaps」に合わせてオープン交流会を実施し、各団体の活動紹介を行います。また、11月7日にはクローズド交流会を行い、団体同士の協力の可能性を探る予定です。活動の成果をまとめる報告会も来年3月に実施され、地域の支援者たちと成果を分かち合います。
代表者の想い
株式会社コエルワの阿曽沼陽登代表は、「学生団体が直面している課題を共に乗り越え、地域との出会いや交流を通して新たなアイデアや発想を得る環境を作り上げていきたい」と語ります。
企業情報
株式会社コエルワは、北海道札幌市を拠点に教育事業を展開。地域に根差し、誰もが自分の可能性を追求できる社会の実現を目指しています。
この共創事業を通じて、学生と地域が共に成長し合うことが期待されています。まちを丸ごと学びの場とし、学生たちが自らのアイデアを地域で発揮できる場を提供するこの取り組みから目が離せません。