立川ブラインド工業、革新の技術研究棟がエコの新たな基準を示す
立川ブラインド工業株式会社は、千葉県船橋市に新設した「技術研究棟」にて、建物の省エネルギー性能を証明するための「BELS」の最高ランクと「ZEB Ready」認証を取得しました。これにより、同社は持続可能な社会へ向けた一歩を踏み出しました。
省エネの視点から見た技術研究棟の特徴
技術研究棟は、外壁の高断熱化や複層ガラスの導入により、優れた断熱性能を実現しています。また、空調や照明に関しては最新の高効率な設備を搭載し、特に高効率空調機、全熱交換器、LED照明などが採用されています。結果として、建築物省エネ法の基準から56%もの一次エネルギー消費量を削減することに成功しました。
環境への積極的な取り組み
技術研究棟は研究施設や試験設備に加え、オフィススペースを兼ね備えています。建物全体のエネルギー消費の最適化には、空調・照明機器の一括管理や消費電力のデマンド管理、加えてセンサー制御による調光・調色などが活用されています。これにより、快適な室内環境が保たれています。また、ブラインドの自動採光制御も実装され、より効率的なエネルギー使用が可能となっています。
交流スペースとウェルビーイングの向上
さらに、社内外の技術交流を促進するためのエリアが設けられており、この場は社員のコミュニケーションを活性化し、ウェルビーイングの向上にも貢献しています。
企業のさらなる成長に向けて
立川ブラインド工業は、今後も建築物の省エネ技術や環境対応の製品開発に取り組み、新たな技術や素材を活用した研究開発に力を入れていきます。これにより、企業価値を高め、より環境に配慮した未来社会の構築に寄与することを目指しています。
建物概要
- - 名称:技術研究棟
- - 所在地:千葉県船橋市西浦2-8-7
- - 構造:鉄骨造地上4階
- - 延床面積:1,375㎡
特徴
- - 高断熱化(外壁、高断熱外壁、複層ガラス)
- - 高効率設備(空調機、LED照明、全熱交換器)を導入
- - 空調・照明の一括管理やセンサー制御による省エネルギー最適化
- - 技術交流エリアを設置し、社員の交流を促進することによるウェルビーイング向上
このように、立川ブラインド工業の技術研究棟は最新の省エネルギー技術と快適な職場環境の確保を目指して設計されています。これからの時代に求められるエコな建築を実現するために、同社の取り組みから目が離せません。