Enjinとブランディングテクノロジーの資本業務提携について
株式会社Enjin(本社:東京都中央区、証券コード:7370)とブランディングテクノロジー株式会社(証券コード:7067)は、両社の事業拡大と顧客価値向上を目指して資本業務提携を結びました。この提携により、特に中堅・中小企業に対し、PR戦略とデジタルマーケティングを融合した新しいサービスが展開されることが期待されています。
提携の背景
昨今、AI技術の進化が急速に進む中、中堅・中小企業はその変化に適応する必要に迫られています。マーケティング手法も進化する中、企業は効果的に技術を活用しつつ、成長を目指さなければなりません。Enjinはこれまでに約8,000社の顧客に対してPR支援を行ってきました。一方でブランディングテクノロジーは、デジタルマーケティングとブランド構築を25年以上の実績で提供してきた企業です。
両社の強みをつなげることにより、中堅・中小企業のブランド価値を高める支援を強化する狙いがあります。
資本業務提携の詳細
この提携では、ブランディングテクノロジーの自己株式25,900株をEnjinが引き受け、さらにブランディングテクノロジーの株式22,200株も取得します。これにより、Enjinはブランディングテクノロジーの3%の株式を保有。両社の株式持ち合いが生むシナジーには大きな期待が寄せられています。
業務提携の内容
1.
顧客紹介と共同提案: 双方の顧客に相互のサービスを提案し、それぞれのソリューションを提供。
2.
デジタルマーケティング支援: Brのデジタルマーケティングノウハウを生かして、Enjinの顧客に策略を提供。
3.
PR支援: ブランディングテクノロジーの顧客向けに戦略的PR支援を展開。
4.
新サービス共同開発: 中堅・中小企業向けの新たなソリューションの開発。
5.
共同セミナー企画: PRやマーケティングをテーマにした共催セミナーの実施。
6.
人材交流の活用: 両社の人材が知見を共有し、サービス提供の向上を図ります。
代表者のコメント
Enjin代表取締役社長 本田 幸大は、「この提携により、デジタルブランディングやマーケティング施策を一体的に提供する体制が実現します」と述べています。一方、
ブランディングテクノロジー代表取締役社長 木村 裕紀も「今回の提携によって、これまでカバーできていなかった領域を支援していく」とコメントし、両社の連携強化を強調します。
今後の展望
今後は両社の既存顧客への共同提案を進めると共に、PRとデジタルブランディングを融合した新たなサービスの開発を進めていきます。また、AI技術を駆使してPR活動の可視化を図り、企業成長を支援するための具体的な施策に取り組む予定です。これにより中堅・中小企業の成長に寄与し、誰もが挑戦できる社会の実現に貢献していく所存です。
この資本提携および業務提携契約は、Enjinの業績に対して軽微な影響と予測されていますが、両社にとって非常に重要なステップと言えるでしょう。
会社情報
ブランディングテクノロジー株式会社
所在地: 東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル 4F・5F
株式会社Enjin
所在地: 東京都中央区銀座5-13-16 ヒューリック銀座イーストビル8F