モルドバ共和国への寄付活動とワインの魅力
2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、日々大きな影響を及ぼしています。死傷者数は13万人を超え、近隣国への難民の流出が増加する中、モルドバ共和国がその役割を果たしています。モルドバはウクライナの南西部に位置し、累計で85万人以上のウクライナ難民を受け入れています。
モルドバとそのワインの歴史
モルドバは西にルーマニア、北・東・南にウクライナを有する小さな内陸国で、面積は約34,000平方キロメートルです。四季があり豊かな自然に恵まれたこの国は、ワイン文化が深く根付いています。5000年以上の歴史を持つモルドバワインは、国の主要産業として栄えており、特にフランスのブルゴーニュ地方と同じ緯度で栽培されるブドウから高品質のワインが生まれます。
土着のブドウ品種であるFeteasca NeagraやFeteasca Regalaなど、飲みやすく楽しめるタイプのワインが多く、白ワインはフルーティーで爽やか、赤ワインは柔らかいタンニンと軽快な口当たりが特徴です。モルドバのワインには、「Wine of Moldova - a Legend Alive」というマークがあり、白いコウノトリとブドウがモチーフとなっています。このシンボルには、兵士たちを救った白いコウノトリの伝説が込められています。多くのモルドバワインはこのエンブレムをエチケットに掲載しており、国としてのアイデンティティの象徴とされています。
ファーストインターナショナルとの関係
ファーストインターナショナルは2013年にギリシャからワインを輸入し、その後モルドバワインにも注目しました。モルドバのワイナリー、特にMaurt社との関わりが始まり、8つの異なるスパークリングワインを日本で楽しむ機会が広がりました。2020年には八戸市でモルドバスパークリングワインのお披露目会を開催し、多くの市民にその魅力を伝えました。
現在、ファーストインターナショナルはモルドバワインの魅力を広めるために努力しています。それだけではなく、2022年に始まったウクライナ侵攻を受け、モルドバへの直接的な寄付活動にも取り組んでいます。初回の寄付はウクライナの難民支援を意識して行われ、続いて地元企業との協力でモルドバワインを通じたイベントも開催しました。参加者は楽しくワインを楽しみながら、寄付活動にも参加できる形式で、多くの市民に支持されました。
今回の寄付活動とその意義
最近始まった寄付活動では、Amazonでのモルドバワイン販売の5%を寄付することに決めました。この取り組みを通じて、全国の人々にモルドバワインの魅力を伝えることができ、同時にウクライナ難民へ支援を広げられることを期待しています。今回の募金がモルドバの方々の助けになると信じています。ファーストインターナショナルは、モルドバが少しでも早く笑顔を取り戻せる日を願っており、今後も支援活動を続けていく所存です。
さらに、モルドバとそのワインについての理解を深めることで、より多くの交流や支援が生まれることを期待しています。今後の活動にご興味を持たれた方は、ぜひファーストインターナショナルの公式サイトで詳細や商品情報をご覧ください。
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