Virus washer登場!
2020-09-07 13:00:03
次亜塩素酸空気清浄機「Virus washer」を発表、家庭や業務用に最適
新商品「Virus washer」登場
株式会社シリウスは、9月25日から新しい次亜塩素酸空気清浄機「Virus washer」を販売開始します。この製品は、ウイルスの抑制と除菌を同時に行える今までにない空気清浄機となっています。コーポレートスローガン『未来に輝く命のために』を掲げるシリウスは、東京都台東区に位置し、様々な革新的な製品を展開しています。
製品の詳細
「Virus washer」には家庭用モデルSVW-AQA2000(S)と業務用モデルSVW-AQA1002(W)があります。家庭用機であるSVW-AQA2000(S)は、給水タンクに水道水とわずか0.8gから2.0gの食塩を加えることで使用します。この食塩水を特殊な電極を用いて電解することで、次亜塩素酸水を生成し、3層構造のフィルター(HEPAフィルター集塵効率99.97%)を通して清浄な空気が排出されます。これにより、一般的な空気清浄機が得意とするハウスダストや花粉、PM2.5などの集塵機能に加え、ウイルスの除菌も実現します。
経済的な運用
「Virus washer」は家庭でよく使われる食塩を利用することで、専用のタブレットを使う方法に比べて運用コストを大幅に抑えることが可能です。特に、パワーモード運転時には有効塩素濃度35ppmを生成でき、これは新型コロナウイルスの消毒において厚生労働省が推奨する濃度を満たしています。さらに、揮発した次亜塩素酸は室内の付着菌やウイルスに対しても効果的です。なお、11月には独立した試験機関における検証実験も予定されています。
産学連携による革新
このプロジェクトには、東邦大学との産学連携があり、特に井関正博教授が技術的な監修をしています。彼は旧三洋電機での開発メンバーであり、2件の特許を共同出願しています。このような専門的な知見から、信頼性の高い製品が誕生しました。
業務用モデルのSVW-AQA1002(W)は、既に生成された次亜塩素酸水を使用し、特に医療関連分野での需要が見込まれています。コロナ禍の影響から、空気清浄機市場は急成長しており、全国で2200店舗以上に展開されます。予約も既に1万台以上に上ります。
今後の展望
シリウスでは、2021年3月までに3万台の販売を目指し、製造は蘇州上洋機電有限公司が行います。新型空気清浄機の技術をさらに進化させ、院内感染や手術室の空気問題の解決にも力を入れていく方針です。
この製品がもたらす空気清浄技術の革新は、私たちの日常生活においても大きな変化をもたらすことでしょう。今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社シリウス
- 住所
- 東京都台東区東上野1-14-9中島ビル201号室
- 電話番号
-
03-5817-4474