となりのリアル
2021-05-20 00:00:01
「となりのリアルを聞こう」企画で世代を超えた新しい交流を創出
となりのリアルを聞こう - 世代を超えた新たなコミュニケーション
現代社会において、私たちの生活様式は日々変化しています。それに伴い、コミュニケーションの在り方も多样化が求められています。しかし、他者を受け入れるためのきっかけを見つけることは容易ではありません。そこで「ほぼ全世代新聞」という新たな試みが登場しました。これは、異なる世代の声を集めて相互理解を促進することを目的とした8面連載広告です。
「となりのリアルを聞こう」というテーマのもと、今回の企画は地域の価値観に「耳を傾ける」ことを意図しています。この新聞は、島根の毎日のストーリーを通じて、異なる視点や経験を共有することが期待されています。どうやって人々のリアルな意見を知ることができるのか、それを一緒に考えてみましょう。
常識を超えたアイディア
多くの人が新聞というと、堅苦しさを感じるかもしれません。しかし、今回の企画はまったく異なります。たとえば、赤ちゃんの意見を取り入れた実験や、親子で行う性教育のクイズ、さらには若い世代とシニア世代の視点を比較することまで多彩な内容が盛り込まれています。それぞれが個々の価値観や経験を語ることで、自分自身の見方も広がるきっかけになると言えます。
特設サイトの活用
また、5月20日から公開される特設サイトでは、紙面の内容をデジタル上で楽しむことができるほか、掲載しきれなかったエピソードやメイキング写真も掲載されます。SNSの活用についても触れられており、「#知ってほしいわたしのリアル」といったハッシュタグを用いて、より多くの人が参加できるよう呼びかけています。
さまざまな世代のリアルな声
記事には、乳児や幼児から高齢者まで幅広い世代の声が集められています。例えば、0歳の赤ちゃんの意見を伺う実験では、カラフルな絵画に手を伸ばす姿が描かれています。さらに、6歳の女の子が母親から性教育を学ぶ姿や、26歳のeスポーツ実況者が自身のリアルな姿をシェアする様子が紹介されています。
34歳の母親は、育児の中で生まれたレシピ「汁だけ丼」を提案し、41歳の女性は未経験から始めた狩猟について語るなど、それぞれの「リアル」が多面的に現れています。最後に、70歳の方々が語る「恋愛漫画」では、高齢者が抱く恋心や思い出のエピソードが描かれ、ひとつの作品として形にされています。
地域に寄り添ったホスピタリティ
この「ほぼ全世代新聞」の取り組みは、島根県内の地域密着型メディアの特性を活かした企画です。地域を知り、そこに生活する人々の思考や価値観を理解することで、世代を超えた対話が生まれることを期待しています。新聞はただの情報源であるだけでなく、人と人との絆を作る架け橋になることを目指しています。
このような新しい試みが評価され、全国大会もこの春開催される予定です。今後の発展が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社 山陰中央新報社
- 住所
- 島根県松江市殿町383 山陰中央ビル
- 電話番号
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