2020年卒の新卒採用本格スタート!
2020年卒の新卒採用がいよいよ本格的にスタートしました。株式会社キャリアマートが、3月1日(金)時点のマイナビとリクナビする企業数および登録学生数の速報を発表しました。近年のトレンドを踏まえ、今年は特に千葉県の企業が学生を採用しやすい状況にあることが明らかになっています。
掲載社数の増加
まず、マイナビとリクナビ、それぞれの掲載社数が前年比で増加しています。具体的には、マイナビには24,011社が掲載されており、前年に比べて1,392社の増加。一方、リクナビも31,563社が掲載されており、こちらは1,364社の増加となっています。ナビ媒体での採用活動が重要であることが、数字からも明らかです。
掲載社数の推移
- 18年卒:19,904社
- 19年卒:22,619社
- 20年卒:24,011社
- 18年卒:27,558社
- 19年卒:30,199社
- 20年卒:31,563社
いずれのナビ媒体も、前年よりも多くの企業が掲載されている事実は、新卒採用市場の活況を示しています。
登録学生数の状況
登録学生数についても、前年に比べて増加しています。3月1日の時点で、マイナビには732,498名、リクナビには708,758名の学生が登録されています。特に、マイナビの登録者は前年より55,126名増えており、リクナビも9,954名の増加が見られます。
登録学生数の推移
- 18年卒:634,707名
- 19年卒:677,372名
- 20年卒:732,498名
- 18年卒:599,262名
- 19年卒:698,804名
- 20年卒:708,758名
学生数の増加は、さらに多くの企業が新卒学生をターゲットにするための背景ともなっています。
今年の採用しやすい地域
そして、特筆すべきことに、千葉県の企業が今年最も学生を採用しやすいという結果が出ました。この結果は、各都道府県の学生数(現住所)を企業数(本社)で割って算出された「1社あたりのアプローチ対象学生数」に基づいています。2位には埼玉県、マイナビでの3位は京都府、リクナビでの3位は神奈川県となっています。東京は学生数が豊富ですが、企業数も多いため、アプローチ対象学生数では上位になりませんでした。
今後の展望
キャリアマートは、採用支援だけでなく、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)技術を用いた採用ロボットの開発にも力を入れています。これにより、労働市場の課題に立ち向かい、より生産的でクリエイティブな職務が可能となる未来を見据えています。また、採用アウトソーシングに関するニーズも高まっており、人事担当者の業務効率化が求められています。キャリアマートは、採用のプロフェッショナルとして各企業のサポートを進めています。
結論
2020年卒の新卒採用市場は、ますます活況を呈しており、多くの学生が新たな挑戦を求めていることがデータから伺えます。今後もキャリアマートが提供する採用支援サービスに注目が集まることでしょう。