ダイレクトクラウド、AI機能を無料で提供開始
株式会社ダイレクトクラウド(本社:東京都港区)は、法人向けクラウドストレージ「DirectCloud」において新たなオプション機能『DirectCloud AI』を2025年4月16日より無料で提供することを発表しました。この新しいAI機能は、企業が抱える様々な問い合わせ対応の工数を大幅に削減することを目的としています。
DirectCloud AIの概要
『DirectCloud AI』は、企業が保存するデータの効率的な活用を促進し、コスト削減と業務効率化を実現するAIベースのサポートツールです。具体的には、社内の文書やEメールのナレッジ化を行うことで、迅速な問い合わせ対応を可能にします。
ダイレクトクラウドは、この新機能を通じてユーザーからのフィードバックを受け取り、サービスの品質向上に努める意向を示しています。無料で提供することで、より多くの顧客にAIサービスを試してもらい、その効果を実感してもらう狙いがあります。
期待できるメリット
このAIサービスにはいくつかのメリットがあります。まず第一に、社内文書やEメールの知識を体系的に整理し、蓄積することができます。これによりサポートチームやヘルプデスクの問い合わせ対応にかかる作業量を大幅に削減し、高品質な対応を実現することが可能になります。また、RAG(Retrieval-Augmented Generation)機能により、生成される情報の正確性が担保され、いわゆる“ハルシネーション”のリスクが低減されています。
フリープランの機能詳細
『DirectCloud AI』のフリープランでは、以下の機能が利用可能です:
1.
自動生成されたQ&A:顧客からの問い合わせに対して回答したメール(EMLファイル)をクラウドストレージに保存することで、自動的にQ&Aが生成されます。
2.
社内文書の要約:会議の議事録やプレゼン資料を保存し、AIを使って要約することで重要なポイントを事前に把握できます。
3.
工数削減:従来の仕様書やマニュアルを参照することなく、AIの支援を受けることで高品質な回答を迅速に作成できます。
プランの詳細
- - フォルダ数: 1
- - フォルダあたりのファイル数: 10,000
- - フォルダあたりのファイル容量: 50MB
- - 月間アップロード容量上限: 50MB
- - クレジット: 500
- - 料金: 無料
注意:Freeプランの利用にはログの取得を許可する必要があります。また、追加機能や拡張については別途お問い合わせください。
会社の取り組み
ダイレクトクラウドは、「DirectCloudで更なるドキュメントデータ活用へ」というミッションのもと、高度なセキュリティと利便性を兼ね備えたサービスの提供に努めています。これにより、企業が競争力を高めるためのデータインフラとしての価値を創出し続ける考えです。
さらに、ウェブサイトにはサービスの詳細が掲載されているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
会社概要
- - 会社名:株式会社ダイレクトクラウド
- - 所在地:東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋 7階
- - 代表者:代表取締役 安 貞善
- - 資本金:4億9,037万4,134円
- - 設立:2004年 5月
- - URL:ダイレクトクラウド公式サイト