みんなの銀行の新展開
2025-07-04 11:36:23

みんなの銀行、Web3時代に向けたステーブルコイン事業化を共同検討開始

みんなの銀行、Web3時代に向けたステーブルコイン事業化を共同検討開始



株式会社みんなの銀行は、2023年に入り、商業的進展に十分期待される分野であるステーブルコインの発行およびWeb3ウォレットの事業化を目指し、3つの先進企業との共同検討を開始しました。この取り組みは、ブロックチェーン技術を活用した最先端の金融サービスを実現することで、個人や法人を問わない幅広いユースケースに対応した新たな金融体験の提供を目指しています。

共同検討のパートナーたち


今回の共同検討に参加するのは、合同会社Solana Japan、Fireblocks Pte. Ltd、そしてTIS株式会社の3社です。それぞれの企業は、ブロックチェーン技術の普及やデジタル資産に関連した先進的なサービスを提供するスペシャリストです。特に、Solana JapanはSolanaブロックチェーンの普及を推し進め、Fireblocksはデジタル資産のカストディ技術に積極的に関与しています。TISは、金融システムに精通していることから、幅広い知見を共有してこの事業の成功に寄与することが期待されています。

ステーブルコインの可能性


ステーブルコインとは、法定通貨に連動するよう設計されたデジタル通貨であり、2023年6月に施行された改正資金決済法により、その法的地位が明確になりつつあります。このタイミングは、国内外での利用促進にとって非常に重要な要素となります。特に、現実資産(RWA)を裏付けとするトークンの発行及びデジタル決済における利便性が求められています。みんなの銀行は、これに関連してRWAをトークン化することや、越境取引ち、Web3サービスとの連携を通じた新しい金融エコシステムの構築に向けて進展を図っています。

気になる今後の展開


みんなの銀行は、「みんなの『暮らし』に溶け込む」というコンセプトを掲げており、BaaS(Banking as a Service)事業を通じて多様なパートナーと共創を進め、新たな金融サービスの開発に取り組んでいます。未来の銀行像を持つ同銀行は、ユーザーが求める新たな体験を優先し、Web3ウォレットやステーブルコインを通じて、無駄のない決済と取引の実現を目指しています。この技術革新は、従来の金融システムと分散型経済を絶妙に結びつける役割を果たすことでしょう。

最前線での挑戦


株式会社みんなの銀行は、2021年の設立以来デジタルバンクとして、既に130万を超える口座を有しています。この業績を背景に、さらなる機能やサービスの拡充を狙っています。今後は、本共同検討の成果を活かし、BaaSラインナップの一部として多様なパートナーとの協力を通じて、トークンエコノミーの拡大に貢献していく所存です。

このように、みんなの銀行が進めるWeb3とステーブルコインの共同検討は、注目すべき新ビジネスモデルの誕生を予感させます。デジタル金融の未来を切り開くこの取り組みが、どのような形でユーザーの暮らしに影響を及ぼすのか、今後の展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社みんなの銀行
住所
福岡県福岡市中央区西中洲6番27号
電話番号
092-791-9231

トピックス(経済)

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