顧客データの活用法
2020-10-29 11:00:07

シンカーのAI「CASTORY」とTreasure Data CDPコラボで顧客理解が進化

シンカーとTreasure Dataの連携が実現する顧客理解の深化



株式会社シンカーが提供するカスタマージャーニー分析AI「CASTORY」は、トレジャーデータ株式会社の「Treasure Data CDP」との連携を開始しました。これにより、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、顧客データを活用したマーケティング施策を自己進化する新たな手法が登場しました。

連携の背景と特徴


「Treasure Data CDP」は、膨大な量のデータを集約・分析し、ビジネスでの価値創出を図る強力なプラットフォームです。これまで、多くの企業においてデジタルデータの管理が課題とされてきましたが、今回の連携によって、CASTORYでの顧客データ自動分析が現実のものとなります。

この連携により、「Treasure Data CDP」上で収集される顧客の年代、性別、地域、興味関心などの多面的な情報と、CASTORYが解析した行動セグメント情報を融合。この両者のデータを活用することで、企業はより高精度な顧客理解が可能となります。

顧客データの利活用


顧客理解の促進


CASTORYは、顧客データの解析を行い、行動パターンに基づいてユーザーを分類します。これにより、特定の層がどのような行動を取りやすいのか、更にその傾向を把握。顧客の属性と行動データが掛け合わさることで、ビジネスチャンスを逃さない、深い洞察を得ることができます。

マーケティング施策への活用


CASTORYによる行動セグメントは、広告やMA(マーケティングオートメーション)、Web接客ツールなどの各種マーケティングツールに連携し、施策を強化するための重要なデータソースとなります。これにより、企業は顧客が何を求めているのかを鋭く掴み、適切なアプローチを行うことができるようになります。

CASTORYの特長


「CASTORY」にはいくつかの特長があります。まず、オンラインとオフラインの顧客データを統合的に分析できる点が挙げられます。次に、類似する行動傾向を持つ顧客を自動分別し、その行動に潜む問題点を明確にする能力があります。さらに、顧客の行動とそれに基づく分析結果を一つの可視化されたカスタマージャーニーとしてまとめることができるのです。

企業はこの情報を基に、重要なコミュニケーションポイントを見つけ出し、顧客との関係を深めることができるでしょう。マーケティング活動における精度が増すことは、最終的に顧客体験の質を高め、リピート率や満足度の向上に繋がります。

シンカーの企業紹介


シンカーは、2017年に設立され、データと顧客の関係を最適化することをミッションに掲えています。特にデータ分析とマーケティングの分野で、その実績は際立っています。データマーケティング、AIソリューションの提供を通じて、企業のDX支援や最適な顧客体験の実現に向けた取り組みをしています。

所在地は東京都千代田区で、サービス内容は多岐にわたりますが、奇抜なアイデアと独自のAI開発により、企業に対して革新的な支援を行っています。

まとめ


シンカーとトレジャーデータの連携により、顧客データの新たな活用の可能性が広がります。両社の技術を駆使して、より高度なマーケティング活動の実現が期待されます。今後、ますます多様化する顧客ニーズに応じた柔軟な対応が求められていますが、この連携がその一助となることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社シンカー
住所
東京都千代田区麹町3-5-8麹町センタービル7階
電話番号
03-6260-9230

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