マツノケアグループの新たな挑戦
近年、国民の4人に1人が後期高齢者に該当する時代が到来しています。その結果、約243万人の介護士が必要と言われる中、現在の介護士数は約32万人不足しており、医療福祉業界は深刻な人手不足に直面しています。これに対し、マツノケアグループは新たに採用代行サービス(RPO)を開始し、この業界の課題解決に取り組むことを発表しました。
日本の福祉業界の現状
医療福祉業界の人材不足は急速に進行していますが、マツノケアグループは、この問題に対して積極的なアプローチを行っています。同社は、採用活動を通じて自身の可能性を最大限に引き出せる楽しさを多くの人々に伝え、キャリアデザインの提案を行っています。また、業界の低賃金というイメージを払拭するために、手厚い福利厚生を整えています。
この取り組みの一環として、3年間で1,200名以上の応募者から120名を採用し、そのうち90%が業界未経験者という成果を上げています。福祉業界は一般的に離職率が高いのですが、マツノケアグループはその常識を覆す実績を持っています。
採用代行サービス(RPO)の内容
新たに開始される採用代行サービスでは、福祉業界に特化した人材採用のサポートを幅広く展開します。具体的なサービス内容には以下が含まれます:
- - 求人原稿の作成代行
- - 会社ブランディングの支援
- - 応募者対応や面接のセッティング
- - 採用後のフォローアップ
- - 職員の定着支援
これにより、福祉施設や介護事業者は本業に専念できる環境を整えることが可能になります。実際、テストケースで支援したクライアントでは、応募者数が20倍以上に達しました。これらの成果は、マツノケアグループの経験と強みを活かした結果です。
代表者・松野竜一の背景
代表の松野竜一は、吃音という障害を持ちながらも、多くの困難を乗り越えてきた経験の持ち主です。毒親のもとで育ち、数々の逆境に直面した彼は、「どんな環境でも人は可能性を発揮できる」との信念を持つようになり、23歳で福祉業界に飛び込みました。これまでに全国150店舗の中で圧倒的な成果を残し、重度訪問介護事業にも独自のアプローチで挑戦しています。
マツノケアグループの理念
同社の根底には「全ての人の可能性を引き出す」という理念があります。障害を持つ職員も積極的に採用し、様々なバックグラウンドを持つスタッフが活躍しています。マツノケアグループは単なる福祉事業ではなく、社会問題を解決し、「すべての人が自分らしく生きられる社会」を実現するための挑戦です。今後もこの理念をもとにし、持続的な成長と社会貢献を続けていく方針です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社マツノケアグループ
- - 所在地: 東京都足立区千住東1-17-5
- - 代表者: 代表取締役 松野竜一
- - 事業内容: 重度訪問介護事業所の運営、医療福祉業界向け採用代行サービス
- - 公式サイト: マツノケアグループ
このように、マツノケアグループは、業界の問題に対し積極的にアプローチし、社会に価値を提供する企業であり続けることを目指しています。