ヤマタネとドローンショー・ジャパンの業務提携
2024年7月、株式会社ヤマタネは、ドローンショー・ジャパンと業務提携契約を結び、江東区の深川営業所管内においてドローンショーを開催することを発表しました。この新たな取り組みは、地域住民とのつながりを深め、地域活性化に寄与することを目的としています。
提携の背景
ヤマタネは2024年7月に、自社の敷地に隣接した越中島公園および隅田川テラスで創業100周年を記念する式典を開催しました。その際に実施したドローンショーが来場者から非常に好評を博し、この成功を受けて定期的なドローンショーの開催を目指すことになったのです。このイベントは、地域の皆様に感謝の気持ちを伝えると同時に、新たな交流の場を提供するものでした。
提携の狙い
この提携により、ヤマタネは深川営業所の空域を活用し、ドローンショー・ジャパンが持つ高度な演出技術と協力することで、地域の魅力を高め、エンターテインメント体験を提供します。具体的には、ドローンショーを通じて地域の新しい魅力を発信し、将来的な不動産開発プロジェクトのプロモーションにも寄与することを目指しています。越中島エリアがもつポテンシャルを最大限に引き出し、地域のイメージ向上を図る試みです。
ヤマタネの企業概要
ヤマタネグループは、1924年の創業以来、物流や食品、不動産など多岐にわたるビジネスを展開してきました。「続く」を支えるという理念のもと、地域社会との共創を重視し、持続可能な価値提供を目指しています。近年では越中島エリアで地域活性化に貢献するため、自社土地を利用したイベントや地域ブランディングプロジェクトの推進にも取り組んでいます。
ドローンショー・ジャパンの特性
ドローンショー・ジャパンは、日本国内においてドローンショーのリーディングカンパニーとして知られています。特に、同社は日本で唯一のドローンショー専用機体の開発・製造を手がける企業でもあります。そのため、数百から数千機のLEDドローンを使った壮大な空間演出が可能で、観客に感動を届けています。ドローンの飛行制御や映像演出において高い技術力を誇り、安全性にも配慮した運営を行っています。
今後の展望
両社の提携によって実現するドローンショーは、地域のイベントとして定着し、越中島エリアのさらなる発展を促進する働きが期待されています。また、地域住民や観光客に新たな楽しみを提供し、地域活性化を進める重要なステップとなるでしょう。地域とともに歩み続けるヤマタネとドローンショー・ジャパンの今後に注目です。