はがきで支援!
2024-12-17 14:06:30

書き損じ年賀状が子どもたちの未来を変える!キャンペーンスタート

書き損じ年賀状で児童労働撲滅へ!



認定NPO法人シャプラニールが展開する「あなたのはがきが、だれかのために。」キャンペーンが、2024年12月16日から始まります。この取り組みは、自宅やオフィスで眠っている書き損じや未使用のはがき、そして余った切手を寄付することによって、バングラデシュにおける児童労働の削減に寄与するものです。寄付されたはがきや切手は日本国内で換金され、その収益は子どもたちの教育環境を改善するための資金として活用されます。

昨今の郵便料金の引き上げと「年賀状じまい」の増加により、年賀状の需要が低下し、寄付が減少する懸念が高まっています。シャプラニールはこの危機を乗り越えるため、2024年度から貴金属や外貨紙幣を新たに寄付品目に加えることで、全国からの寄付をより一層募っています。

キャンペーンの概要


このキャンペーンは、物を手放し、生活環境を整えてもらうだけでなく、不要なものを第三者のために生かすことを目指しています。16年目を迎えるこの取り組みは、子どもから大人まで誰もが参加できる「はがき1枚からできる社会貢献」として、多くの支持を得ています。

例えば、85円の年賀はがきを10枚寄付すると、バングラデシュで働く子どもたちのための読み書きを学ぶ授業を1日行う費用に相当します。このような形で日本からの支援が国際的な児童労働撲滅に直接結びつきます。

寄付対象となるもの


  • - 未投函の郵便はがき(書き損じや過去の年賀はがき等)
  • - 未使用または使用済みの切手
  • - 外貨紙幣(硬貨は対象外)
  • - 貴金属類(金・銀など)
  • - 商品券

寄付方法


寄付は、封筒や段ボールに入れて指定住所へ送付してください。受け付け期間は2024年12月16日から2025年3月31日までです。詳細な情報はシャプラニールの公式サイトに掲載されています。

児童労働の現状とシャプラニールの取り組み


バングラデシュには、貧困のために家事使用人として働く少女が約30万人存在しています。これらの少女たちは、法律によって労働環境が守られていない状況で、教育を受ける機会も奪われ、心身に多大な影響を受けています。シャプラニールは2006年以来、この問題に対して積極的なアプローチを行い、教育支援を提供することで彼女たちの未来を切り開く活動を続けています。

支援センターの活動


首都ダッカには、現在2ヶ所の支援センターが設置されており、基本的な教育や職業の選択肢を増やすための技術研修が行われています。これにより、卒業生の中には裁縫技術を習得し、独立した職業を手に入れる人もいます。支援センターでは、学ぶ楽しみを感じることで子どもたちが自分の未来を描く手助けをしています。

今後への期待


2024年度は50万枚のはがきを目指して寄付を募集します。集まったはがきによって、子どもたちへの支援がさらに広がっていきます。この取り組みを通じて、多くの人々が社会貢献に参加できる機会を提供することを目指しています。

最後に


子どもたちの未来を変えるためには、私たち一人ひとりの行動が必要です。「あなたのはがきが、だれかのために。」というメッセージを胸に、ぜひご参加ください。お問い合わせや寄付の詳細は、シャプラニールの公式サイト及び電話でご確認いただけます。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
住所
東京都新宿区西早稲田2-3-1早稲田奉仕園内
電話番号
03-3202-7863

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