大阪で開催された「SPEED STAR 30m Dash Challenge」が大盛況!
2025年11月9日、大阪のグランフロントに位置するうめきた広場で「SPEED STAR 30m Dash Challenge」が開催されました。今回の大会は、主にハンドボール選手の三橋未羽さんや陸上競技者の壹岐あいこさんらが出場し、観客との熱い交流が生まれた二日間となりました。
天候は前日とは対照的に、雨が降りしきる中でのスタートとなりましたが、会場には多くの観客と参加者が集まり、選手たちの代わり映えのない熱気が漂っていました。今回は安全を考慮し、レース距離を20mに短縮して実施されました。
タイムトライアル競技
午前中のメインイベントは、4人1組によるタイムトライアル形式のチーム戦でした。全16チーム、64名が出場し、迫力あるレースを見せました。その中でも、スポーツ用品店のチーム「SUPER SPORTS XEBIO」が見事にチーム優勝を果たし、彼らは男子個人タイムのトップ3に2名を送り出す高いパフォーマンスを見せ、合計タイム10秒05を記録しました。女子部門でも、「ミサオ組」の選手が3秒53と驚異的なタイムを叩き出し、前日の個人戦でも優勝を果たした選手とのワンツーフィニッシュを飾りました。
続いて、Day1のタイムトライアルで好成績を収めた子供たちが、トップアスリートと腕を競うエキシビションレースを行い、参加した小学生たちが教わったテクニックを駆使して熱い走りを繰り広げました。観客も雨をものともせず、盛大な拍手が会場を包み込んでいました。
アスリートトークショー
その後のアスリートトークショーでは、4×100mリレーの北京五輪銀メダリスト、朝原宣治氏をはじめ、元Jリーガーの近藤岳登氏やプロ野球選手の井川慶氏、100m走アジア選手権金メダリストの栁田大輝氏が登壇。競技の感動やかけっこの楽しさを、多くの人々に届けたこのイベントは、各選手がそれぞれの視点から意見を交わす場となりました。
スポーツ別対抗戦とフィナーレ
大会の締めくくりには、陸上、サッカー、野球などさまざまな競技のアスリートが参加した「スポーツ別対抗戦」が行われ、各チームが20m走のスピードを競い合い、競技を超えた交流が生まれました。雨も降り止み、選手たちは準備万端で臨みました。
最終的には陸上男子チームが頂点に立ち、クリスタルトロフィーが授与されるというハプニングも。女子では、ハンドボールチームの三橋氏と陸上の壹岐氏が同タイムで優勝を飾り、男子では寺下氏と坂井氏が大会最速タイムを記録し、同率優勝となりました。
各選手のコメント
試合後、出場した選手たちはそれぞれの思いを語りました。三橋氏は「初めての20mは楽しかった。他にもハンドボールを知ってほしい」と感想を語り、壹岐氏は「緊張したけど楽しめた。次の大会も頑張りたい」と意気込みを示しました。さらに寺下氏と坂井氏は、陸上競技の楽しさを再確認し、観客とともに共有できたことに感謝の気持ちを述べました。
このように、雨に見舞われながらも無事に終了した「SPEED STAR 30m Dash Challenge」は、各年代、各競技の選手が集まり「かけっこの楽しさ」を体現した二日間となりました。今後もSPEED STARは、誰もが気軽に身近にかけっこを楽しめるイベントを全国各地に広げていくことでしょう。