新機能「自動アプローチ機能」の概要
世界最大の求人サイト「Indeed(インディード)」が、求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS(インディード プラス)」に新機能「自動アプローチ機能」を追加することを発表しました。この機能は、2025年9月8日から、企業が提供する求人に対し、条件に合致する求職者に対して自動的にアプローチを行うものです。
「自動アプローチ機能」の目的
この新機能は、企業が求職者とのマッチングをよりスムーズに行うためのツールとして設計されており、企業は求職者の応募を「待つ」のではなく、積極的にアプローチできるようになります。これにより、企業の業務負荷を軽減し、効率よく応募者数を増やすことが可能となるのです。
求人に応募する可能性のある求職者には、自動的にアプローチ(メール等)が行われます。これにより、企業は条件に合わせた求人情報を適切な求職者に届けることができ、マッチングの精度が向上します。
自動アプローチ機能の特徴
1.
条件に基づくアプローチ
企業が設定した条件に基づき、自動的に求職者にアプローチを行います。これにより、採用担当者は効率的に特定の候補者にアプローチでき、工数を削減します。
2.
追加費用は不要
この機能の利用には追加料金が発生せず、「Indeed」や「Indeed PLUS」における通常の求人掲載で利用可能です。求職者がアプローチされ、リンククリックを行った場合には有料掲載と同様の課金が適用されます。
3.
多様な雇用形態に対応
正社員だけでなく、アルバイトや契約社員の求人にも対応しています。これにより、様々な種類の求人が求職者に届く機会が増え、質の高い応募が期待できます。
企業向けのメリット
求人情報が様々な経路を通じて求職者に届けられるため、求人の露出が高まり、応募数が増加することが期待できます。
スキル、経験、勤務地などを条件に設定することで、高いマッチ率を実現し、適切な求職者へ自動でアプローチできます。
条件に合った候補者と自動でつながることで、採用活動のスピードが向上します。
求職者向けのメリット
自分のプロフィールに合う求人が企業から直接届くため、これまで気づかなかった新たな職業に出会える可能性が高まります。
無料で受け取れる直接のアプローチにより、正社員以外の雇用形態の求人情報も多く得られます。
求人案内が直接届くことで、より早く採用されるチャンスが増加します。
開発の背景と展望
Indeed の調査によれば、企業では約8割の採用担当者が「求人に合う候補者の応募が少ない」と感じている一方、求職者も「自分に合った求人を探すのが大変」と考えており、双方に共通の課題が存在します。この「自動アプローチ機能」はその課題解決を目指しています。
2025年9月8日からは「Indeed」経由での対応が始まり、その後、他のATSとも連携しこの機能を拡充していく予定です。これにより、企業と求職者のマッチングがさらに強化され、双方にとって有益な結果が期待されます。
Indeed は「自分に合った仕事を見つける手助けをする」というミッションのもと、今後も求人市場での最適なマッチング支援を進めていきます。
【参考リンク】
この新機能によって、求職活動がより円滑に進むことを期待しましょう。