2023年のメタバース活用を可視化するカオスマップ
株式会社Urth(本社:東京都新宿区)は、最近、2023年におけるメタバースの活用事例を一目で理解できる「カオスマップ」を無料で公開しました。この取り組みは、メタバースがますます注目される中で、その利用方法や目的を明確にすることを目的としています。
メタバースの多様な活用方法
現在、メタバースは多くの業界で様々な用途に活用されており、新しいビジネスモデルや顧客体験が生まれています。Urthでは、これらの事例を「業界区分」と「活用目的」という2つの軸で整理しました。
まず、「業界区分」では、国内の標準産業分類に基づき、8つの大分類に分けられています。
次に「活用目的」では、主にマーケティングと人材採用を中心に分類されています。特にマーケティングに関しては、購買ファネルに基づく「認知獲得」「購買促進」「顧客利用」「顧客醸成」の4段階に分けられており、より具体的な活用シーンを見て取ることができるのが特徴です。また、人材採用に関しても多くの事例が確認されており、これらを「人材採用」としてまとめ、その他の社内活用については「その他社内活用」として整理されています。
これに加えて、業界別の動向や利用サービス別のトレンドについても詳細な解説が含まれており、利用者がメタバースの利用にあたっての参考にできる情報が豊富に提供されています。
Urthの特別なサービス「metatell」
さらに、Urthでは特に注目のサービス「metatell」を提供しています。このサービスは、企業の課題解決に最適なメタバース空間を提供することを目的としており、以下の4つのポイントが特徴です。
1. どのようなデバイスからでもWebブラウザ経由で入室が可能
2. プロの建築デザイナーが設計した計算された3D空間
3. 管理画面を使った自由なカスタマイズが可能
4. 定量的に分析も行える機能
このように、Urthはメタバース運営に必要な要素を考え抜いたサービスを展開しているのです。
Urthの背景とミッション
株式会社Urthは、2019年度の早稲田大学のGap Fund Projectsからの支援を受けて創業された企業で、代表取締役の田中大貴が率いています。会社のミッションは「すべての個人が輝く社会をつくる」とし、メタバースやブロックチェーンを通じて新たな価値を提供しています。
まとめ
2023年のメタバースの進化は、その利用方法の多様化を示しています。株式会社Urthが公開したカオスマップは、メタバースがどのように業界を変革しているのか、またはどのように企業が顧客や社員との関係を深めているのかを理解するための重要なツールです。さらに、Urthのような企業がこのトレンドをリードする中で、今後のメタバースの展開にますます期待が高まります。