セゾンテクノロジー、HULFT Squareの新たな認証取得
株式会社セゾンテクノロジーが、日本発のクラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」において、国際セキュリティ認証であるSOC2 Type2保証報告書を2024年10月31日に受領しました。この報告書は、外部監査人による評価に基づき、HULFT Squareのセキュリティ要件が国際基準を満たしていることを確認するものです。
SOC2 Type2とは?
SOC(System and Organization Controls)レポートは、米国公認会計士協会(AICPA)が策定した基準に従って発行され、企業の情報セキュリティに関する評価を行うものです。その中でもSOC2は、特に企業の情報セキュリティに焦点を当てており、セキュリティ、可用性、処理のインテグリティ、機密保持、プライバシーの5つの指標に基づいて評価されます。
Type2は、一定期間にわたるコントロールの運用とその有効性を評価するもので、顧客との信頼関係を高める重要な役割を果たします。今回受領した報告書は、2023年8月1日から2024年7月31日の期間における評価結果です。
HULFT Squareの特長
HULFT Squareは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのデータ連携を実現するiPaaSであり、企業がデータを活用するための「業務システムをつなぐ」支援を行います。このプラットフォームは、オンプレミスやクラウド、SaaS環境に分散するデータを統合し、業種や地域を超えたデータ連携を可能にします。
また、「HULFT Square」では、Sustainability(持続可能性)、Vertical(縦の連携)、Horizontal(横の連携)、Multi Network(多様なネットワーク)、Open Data(オープンデータ)、Global(グローバル)の6つのカテゴリーに関わるデータ連携を推進。パートナーとの協業や独自サービスと連携させることで、より進化したデータ連携の仕組みを構築しています。
社会における役割
セゾンテクノロジーは、「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」というミッションのもと、安全で信頼性の高いデータ連携製品とITサービスを提供しています。今後も内部統制の強化を図りながら、顧客が安全にデータを活用できる環境の整備を進めていくとのことです。
未来への取り組み
セゾンテクノロジーは、HULFT Squareを中心に、様々なデータ連携サービスを展開しつつ、企業の持続可能な成長に寄与するテクノロジーの実装にも取り組んでいます。これにより、より便利で安心なデータ活用環境を提供し、社会のデジタル化を加速させることを目指しています。
今後のHULFT Squareの進展と、セゾンテクノロジーの新たな取り組みに注目が集まります。