Bowers & Wilkinsの新たなる挑戦、707 Prestige Editionの魅力
イギリスのオーディオブランドBowers & Wilkinsが、新しいスピーカー「707 Prestige Edition」を2025年9月下旬に日本市場に投入することを発表しました。この新作は、日本のオーディオファイルを対象に設計された特別なプレミアム・コンパクト・スピーカーです。
707 Prestige Editionとは何か?
707 Prestige Editionは、Bowers & Wilkinsの「700シリーズ」に属する707 S3を基に、特別な仕様に進化させたモデルです。707 S3は日本で最も販売台数の多いブックシェルフスピーカーとして知られていますが、このPrestige Editionは、「ハイエンド」の音質を追求しつつ、コンパクトなサイズ感を損なうことなく、より優れたリスニング体験を提供します。
この新モデルは、Bowers & Wilkins史上、初めてオーソドックスなデザインのスピーカーが特別仕様として導入されています。これにより、音楽愛好者にとって優れた音質だけでなく、ビジュアル的な満足感も兼ね備えた製品が提供されることになります。
特筆すべきデザイン
707 Prestige Editionは、ラグジュアリーな仕上げが施されています。特に、12回のクリアラッカー塗装を施すことで、深く美しい光沢を実現しました。この仕上げは、通常の700シリーズでは9回の塗装が施されていますが、707 Prestige Editionではそれを超える工程を経ています。これにより、ただの外観の美しさにとどまらず、サウンドのクリアネスと深みという側面でも大きな影響を与えています。
さらに、新設計のトゥイーター・グリルメッシュが導入され、優れた高音質を実現しています。このグリルは、開口率と剛性の最適化により、解像度と空間表現の向上に寄与しています。実際に、Bowers & Wilkinsのエンジニアからも、このグリルによる音質向上が確認されているとのことです。
音質の分析
707 Prestige Editionは、707 S3から進化したことで音質においても革新を続けています。そのサウンドプロファイルは、明瞭さ、クリーンさ、さらには音像の厚みなどが高い次元でバランスされており、全ての音域においてクリアネスを実現しています。これは、高品質な真鍮コアのスピーカーターミナルを採用していることも影響しています。
中低域のサウンドは特に洗練されており、707 Prestige Editionの独自の音質は明確に際立っています。このモデルは、居心地の良いリスニングスペースを作り出し、音楽をより一層楽しむための環境を提供します。
限定生産の意味
707 Prestige Editionは、日本国内における供給が1,000組に限定されています。初回の入荷予定は約400組で、非常に希少価値が高い製品となっています。価格は330,000円(税込)で、音質とデザインが融合したプレミアムスピーカーとして、オーディオファンにとって見逃せない一台です。
この貴重なスピーカーは、ただ音楽を再生するだけでなく、聴く者の感情まで揺さぶるような特別な存在となるでしょう。Bowers & Wilkinsの707 Prestige Editionを手に入れることで、リビングやワークスペースでのオーディオ体験を豊かにすることができるでしょう。最高の音質を求めるあなたにふさわしい選択です。
まとめ
Bowers & Wilkinsの707 Prestige Editionは、オーディオファイルや音楽愛好者にとって必見のスピーカーです。その美しいデザインと洗練された音質の両輪が組み合わさったこのモデルは、非常に印象的な製品となっています。今後の進化に目が離せません。