レノファ山口と地域活性化
2021-09-09 16:00:01
サッカーJ2レノファ山口が公民連携協定を締結し地域活性化を図る
レノファ山口が地域連携を強化
サッカーJ2リーグに所属するレノファ山口が、地域活性化を目的とした公民連携プロデュース協定を締結しました。この取り組みは、山口県全域をホームタウンとし、地域資源を活用して行政や企業との連携を促進することを目指しています。現在、レノファ山口は「2年でJ1」昇格を掲げており、これに向けた経営力強化も兼ねています。
協定のパートナーとして参画するのは、株式会社地域経済システム研究所(RIRE)です。RIREは、パブリックアフェアーズ活動や地域金融機関との連携を通じて地域経済の活性化に取り組んでいます。これにより、PPP(公民連携プロジェクト)を推進し、地域のニーズに応じた課題解決型の取り組みを行う意気込みを見せています。
Px5(Pファイブ)とは?
この新たな協定は、プロスポーツを介した公民連携の取り組みを意味する「Px5」と呼ばれています。この名称は「Produces of PPP with Professional sports」の頭文字から来ており、地域ステークホルダーとの多様な連携を生み出すためのプラットフォームとなります。具体的には、レノファ山口が中心となり、山口地域に関連する様々な提案や新しい事業モデルの開発を進めていく予定です。
地域への深い関与
レノファ山口は、2017年に「オール山口Jリーグで地方創生、まちづくりパートナーシップ包括連携協定」を締結し、それ以来、県内の自治体や企業との協力を強化してきました。特に、ESG(環境・社会・ガバナンス)に基づく持続可能な地域づくりへの意識が高まる中、プロスポーツとしての活動も重要視されています。
この協定により、レノファは地域活動のハブとして機能し、さまざまな団体との連携によって地域の課題に対処することを目指しています。地域資源を最大限に活かすことが求められ、スポンサー企業や自治体のニーズに応えるための多様な施策が期待されます。
代表のコメント
レノファ山口の代表取締役である小林司氏は、この公民連携事業に対する期待を語っています。「地域にとっての重要な存在であるレノファ山口とともに取り組むことを光栄に思います。プロスポーツチームは地域の活性化に欠かせない要素であり、ESGの観点からも地域貢献の価値は高まるでしょう」と述べました。
彼は、地域共創が地域活性化の鍵であるとの信念を示し、これからの活動に対する意気込みを強調しました。
結論
レノファ山口が締結したこの公民連携プロデュース協定は、地域活性化の新たなモデルとなりうるものです。選手たちの活躍を通じて地域の経済や文化の発展につなげるこの試みは、山口県全体にとって一層の活気をもたらすことが期待されています。今後の動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社地域経済システム研究所
- 住所
- 東京都中央区銀座1-16-7銀座大栄ビル5階
- 電話番号
-
03-4360-8726