幻想的な光と歴史が織りなす秋の祭典
2025年9月19日から9月28日まで、倉敷美観地区で行われる「第43回ハートランド倉敷 秋」では、幻想的な秋の夜を満喫できる特別なライトアップイベントが開催されます。今年のテーマは「秋の夜、光に染まる倉敷美観地区」。このイベントは、倉敷の美しい歴史と文化を感じることができる貴重な機会です。
期間中、倉敷美観地区全域が、工夫を凝らした「灯り」によって美しく装飾されます。通常の夜間景観照明に加え、倉敷川沿いには行燈が並び、柳が幻想的に照らされる様子は、まるで夢の中にいるかのような気持ちにさせてくれます。さらに、倉敷館では「倉敷の四季」をテーマにした約5分間のプロジェクションマッピングが繰り返し投影され、その壁面を彩ります。
今年新たに登場する見どころとして、「倉敷SOLA」の「MARI WALL」があります。多種多様な色合いの毬(まり)と竹毬が美しくライトアップされ、絵画のような情景を演出します。また、昼間は観光川舟が藤の花で飾られ、訪れる人々を魅了。土曜日には、夜間運航も楽しめます。
幻想的な光の模様で夜の町並みを彩る新渓園や、灯りに照らされた倉敷アイビースクエアのメタセコイアや石畳の景観も必見です。試験点灯も行われる予定で、事前にその美しさを体験できます。
オープニングセレモニー
イベントの初日である9月19日(金)には、華やかなオープニングセレモニーが行われます。点灯式となるこのイベントでは、最初に倉敷市長の挨拶や、ハートランド倉敷実行委員会の会長による開会宣言、倉敷小町による松明点火が行われます。
点灯式の後には、「倉敷小町 夕暮れの川舟流し」が特別に実施され、幻想的で特別な時間を体験することができます。また、開幕前には、くらしき作陽大学による演奏も行われ、「日本遺産フェスティバル in 倉敷」を盛り上げること間違いなしです。
体験型イベントも多彩
「第43回ハートランド倉敷 秋」では、ライトアップだけでなく、さまざまな共催イベントやワークショップが行われ、昼夜問わず楽しむことができます。例えば、和紙と切り絵で作るちょうちんを手作りするワークショップや、動物を模したキャンドルを作成するイベントなどがあります。誕生したオリジナル作品を手に入れた後は、倉敷の秋の美しさを堪能できることでしょう。
美味しい夜を楽しむ
さらに、美観地区周辺のショップも夜間営業を行い、おしゃれなカフェやレストランで秋の味覚を楽しむこともできます。公式Webサイトでは、夜の倉敷を散策するための情報も提供されていますので、ぜひチェックしてみてください。
倉敷美観地区の幻想的な夜景と、多彩なイベントが皆様をお待ちしています。この秋、ぜひ倉敷に訪れ、その魅力的な世界を体験してください!