室戸市の未来を考えるイベント、室戸みらい会議開催
2024年11月2日、室戸市役所で「室戸みらい会議」が開催されました。このイベントは株式会社アルファドライブ高知が主催し、室戸市が受託したシェアオフィス基本設計の一環です。参加者は室戸市内外から約38名が集まり、地域の未来について深く議論しました。
イベント概要
- - 日時: 2024年11月2日(土曜日)
- - 場所: 室戸市役所2階 会議室
- - 内容:
- オープニング挨拶
- 基調講演: 過疎地区における活性化事例
- トークセッション: 新しい活動の始め方
- グループセッション: 室戸の未来を考える
- 交流会・懇親会
オープニング
本イベントのスタートは、室戸市の植田市長による挨拶から始まりました。市長はシェアオフィスの開設に向けた意気込みを語り、参加者への感謝の気持ちを伝えました。その後、室戸市産業振興課の山崎課長が、シェアオフィス整備計画の目的について説明しました。この計画は、地域資源を生かし持続可能な産業を育成することを目指しています。
基調講演
次に、高知大学地域協働学部の須藤順准教授が「過疎地区における活性事例」について講演しました。須藤氏は、地域の活性化に必要な要素として、外部と内部の人材の協力や多様なアイデアを挙げられ、過疎地区でも新しい取り組みが生まれる可能性を示しました。
トークセッション
続いて行われたトークセッションでは、室戸市内外のゲストからの視点が共有されました。室戸市内からは、地元の事業をスタートさせた兄弟や、Iターン移住者の方が登場し、それぞれの経験やビジョンを語りました。室戸市外からは、環境バイオマテリアル学の研究所長が参加し、地域との関係構築について語りました。
グループセッション
グループセッションでは、参加者が8つの小グループに分かれ、基調講演やトークセッションを受けた感想や室戸の未来について熱心に意見交換をしました。参加者は時間不足にもかかわらず、熱気あふれる議論を展開しました。
交流会・懇親会
イベントの最後には交流会と懇親会が行われました。室戸市外からの参加者にとっては初めての室戸訪問となりましたが、皆が一丸となって地域の未来について考える姿が印象的でした。交流の輪が広がり、参加者同士の絆も生まれました。
参加者の声
参加者からは、今後も定期的に意見交換の場を設けてほしいとの声がありました。「行政と民間が連携して、さらなる地域振興を進めてほしい」との期待も寄せられ、地域全体での一体感を求める意見が多く聞かれました。
まとめ
室戸みらい会議は、参加者同士の熱心な議論を通じて、地域の未来に対する希望やアイデアを得る貴重な機会となりました。市民や行政、企業など多様な主体が連携し、室戸の未来を一緒に築いていくことが求められています。参加者からの熱意は、地域の魅力を引き出す新しい道を切り開く力となることでしょう。今後も、アルファドライブ高知と室戸市が協力し、地域振興を進めていくことが期待されます。