食を通じた生活支援の新たな試み
毎年10月16日は「世界食料デー」です。この日を機に、伊藤忠商事株式会社は新たなキャンペーンをスタートさせました。生活を支える「食」をテーマに、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する活動を強化していくという意図があります。
SDGsに寄与する取り組み
会社は「中期経営計画 Brand-new Deal 2023」の基本方針の一環として、SDGsへの貢献を掲げています。この取り組みの一環として、2021年4月には『ITOCHU SDGs STUDIO』を開設し、SDGsとの関連を意識させる場を提供しています。
新キャンペーンの内容
新たなキャンペーンでは、富永愛氏がエバンジェリストとして登場し、食べることの意義を深めるための新聞広告が10月15日に各種掲載されました。また、世界食料デーに合わせた新CMも公開され、伊藤忠商事の「食のリレー」を描いた映像が披露されました。
食のリレーを覗いて
新CMでは、生活者にとっての「食」の重要性を訴える内容となっています。ナレーションでは「大切に育てられたものを、必要な場所へ届けること。環境へ負荷をかけないこと」といったメッセージが伝えられ、食の重要性がさまざまな形で表現されています。
体験型展示の開催
さらに、ITOCHU SDGs STUDIOでは、10月16日から11月14日まで「いただきますの前、ごちそうさまの先。展 −What makes a nice meal?−」という体験型展示を開催。この展示では、冨永愛氏が考案した「発酵美容弁当」など、持続可能な食の知識を取り入れたメニューが紹介される予定です。
展示内容
- - 3種類のお弁当: それぞれにサステナブルな食の知識が詰まったお弁当が販売されます。特に「すてない弁当」は、通常捨てられる食材を活用したメニューです。
- - 5つの切り口を用いたパネル展示: 食を取り巻くさまざまな背景や課題を紹介し、生活者が考えるきっかけを提供します。
- - ガチャ抽選会: 来場者には、食材を利用したユニークな景品が当たるガチャが用意されています。
富永愛氏のメッセージ
富永氏は「食」は生きるために欠かせないものであり、自身の健康を考えるとともに、地球にも優しくいたいと語っています。興味を持つことが行動に繋がるとし、日常生活の中で簡単にできることから始めることの重要性を強調しています。
まとめ
伊藤忠商事の新キャンペーンは、「食」というテーマを通じて、SDGsの重要性を広める動きです。これからの食の在り方を考えるきっかけとして、皆さんもこの機会に是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。