Oracle移行支援サービス
2025-03-11 11:29:37

日立、Oracle Database移行を支援する新サービスを発表

日立が展開する新たなクラウド移行支援サービス



株式会社日立製作所は、2023年3月11日よりOracle Databaseを利用した基幹データベースシステムのクラウド移行を支援する「クラウド移行支援サービス for Oracle Database」を提供開始しました。これにより、企業は効率的で確実なクラウド移行を進めることができるようになります。

3社連携による検証


このサービスは、日本オラクル株式会社と日本マイクロソフト株式会社との連携によって実現されました。3社の共同検証を通じて、Oracle DatabaseをMicrosoft Azureのインフラ上で使用する際のミッションクリティカルな用途におけるパフォーマンスや可用性を確保するためのベストプラクティスが確立されています。

検証の過程では、基幹業務におけるデータベースアクセスパターンを証券取引、料金計算、大量データ分析の3つにカテゴリ分けし、それぞれに必要な性能を引き出すための体系が整えられました。これにより、顧客は安心してクラウド移行を検討することができます。

移行に関する効率化


この新サービスの主要な利点は、基幹DBシステムに必要な移行要件を技術的に確認できることであり、これにより移行にかかる工数を削減し、より効率的な移行プロセスを実現します。さらに、実施したベストプラクティスを基にデータ移行や運用監視に関する適切な手法を提供することで、顧客のニーズに応じたセキュリティ対策やクラウド運用の最適化をサポートします。

クラウド環境の設計と構築


日立は過去の経験を活かし、クラウド環境の設計から構築、テストまで一貫したサポートを提供します。このアプローチにより、設計や設定に関わる手間を軽減しつつ、品質を確保することが可能です。また、大量データの移行の場合も、業務への影響を最小限に抑える手法を取り入れています。

コンティニュアスなサポート


特にマルチクラウド環境では運用監視や問題発生時の切り分けが複雑になりがちですが、日立は日本オラクルや日本マイクロソフトと協力し、問題解決をワンストップで支援します。これにより、顧客が安心してクラウド運用を行える環境を提供します。

日立は今後も、クラウド技術を駆使し、デジタル革命を支えるべくサービスの強化に力を注ぎ続けます。特にAIとの連携によるデータ利活用や、各種ソリューションの提供を通じて、顧客のデジタル変革を推進していく方針です。

まとめ


今回の「クラウド移行支援サービス for Oracle Database」は、日立が日本オラクルとマイクロソフトと共に、国内初の取り組みとして展開されるものです。これにより、企業は新たな技術を取り入れつつ、スムーズなクラウド移行を実現できるでしょう。今後も日立は、新しい技術の発展や最新の情報をお客様に提供し続けることで、デジタルトランスフォーメーションをサポートしていきます。 詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社 日立製作所
住所
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
電話番号

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