文教大学ミュージアムの開設
2025年4月1日、文教大学は新たに「文教大学ミュージアム」を開設します。このミュージアムでは、付属図書館をはじめとする学部や学科が所蔵するさまざまな貴重資料をオンラインでデジタル公開し、広く一般に公開されることになります。
ミュージアムの魅力的なコレクション
文教大学の資料の中には、中国古典籍や日本で刊行された漢文和装本、さらにはフランス革命を経て成立した近代教育制度に関する資料が含まれています。特に注目すべきは「漢籍コレクション」や「フランス教育史料」です。また、ロマン派詩人P.B.シェリーを中心にまとめられた「シェリーコレクション」や、江戸末期から明治初期の古典籍も所蔵されています。
文学部日本語日本文学科による絵巻物や百人一首、教育研究所の「世界の教科書」コレクションなど、文教大学内にはまさに宝の山が広がっているのです。これらの資料はすべてデジタル化され、世界中の研究者が手軽にアクセスできるように整備される予定です。
大学の歴史を感じる資料
文教大学のミュージアムでは、1966年に越谷で開学した立正女子大学以来の歴史を示す写真や資料もアーカイブされていく計画です。湘南、東京あだちのキャンパスが拡大していく過程を、写真や文書等によって、訪れる人々に伝えることを目指しています。
ミュージアム開設時点で公開される資料は限られていますが、今後の年度内には絵巻物や古典籍、大学の歴史に関する写真などが次々と公開される予定です。
ジャパンサーチとの連携
このミュージアムは、国立国会図書館が提供する「ジャパンサーチ」との連携も図られており、ユーザーはジャパンサーチを通じて文教大学が持つ貴重な資料を検索・閲覧することが可能となります。これにより、情報収集や資料調査を希望する多くの研究者や学生にとって、大変便利なリソースが提供されることになるでしょう。
文教大学の基本情報と未来への展望
文教大学は、学長の宮武利江をはじめとして、教育学部、人間科学部、文学部の越谷キャンパス、情報学部、健康栄養学部の湘南キャンパス、国際学部、経営学部の東京あだちキャンパスの3つのキャンパスから成る総合大学です。2024年5月1日現在、在籍学生数は8,405名に達しています。
文教大学は、教育と研究の拠点として、これからも日本国内外の文化や教育に貢献し続けていくことでしょう。今後の「文教大学ミュージアム」の活動にも、ぜひご期待ください。
公式サイト:
文教大学公式サイト
ミュージアムサイト:
文教大学ミュージアム