廃プラ櫛「COMEL」
2025-05-01 10:57:46

早稲田大学生が手作りした廃プラスチックの櫛を販売開始!

早稲田大学生が生み出した「COMEL」



廃プラスチックを使った魅力的な商品が登場します。早稲田大学の公認学生団体「Precious Plastic Waseda」(以下、PPW)が手がけたオリジナルブランド《COMEL(コメル)》が、2025年5月1日よりオンライン販売を開始します。今回のプロジェクトは、リサイクルプラスチックを手作業でハンドメイドした櫛で、美と環境保護の両面を考えた先進的な取り組みです。

《COMEL》の誕生背景



「COMEL」という名前は、英語の「comb」(櫛)と「melt」(溶ける)を組み合わせた造語で、そこには「想いを込める」という意味が込められています。PPWは、大学内に設置した回収ボックスを使用して集められた廃プラスチックを有効利用し、粉砕、加熱、圧縮成形により櫛を製造します。すべての製造過程は学生の手によって行われており、サステナビリティを意識した取り組みが体現されています。

また、福祉理美容師ネットワーク「Ribinet」との協力により、美容室で廃棄されるカラーチューブの蓋も新たな原料として使用されています。これにより、無駄にすることなく、役割を終えたプラスチックに新たな命を与えることができます。

特徴と魅力



《COMEL》は、以下のような特長を持っています:
  • - 一点ものの美しさ: 混ざり合った色から生まれるマーブル模様が、世界で一つだけのデザインを提供します。
  • - 軽量設計: 手のひらサイズで使いやすく、持ち運びにも便利です。
  • - CO₂削減への貢献: 櫛一本あたり約29.9gのCO₂削減効果があり、これは木一本が一日に吸収する量に相当します。
  • - 完全学生製作: 製造からデザイン、広報まで全てが大学生の手によるものです。

販売情報



《COMEL》は、2025年5月1日から「Precious Plastic Japan」公式オンラインストアにて販売されます。価格は1,000円(税込)で、複数のカラーを混ぜたマーブル模様の櫛が、一点ごとに異なるデザインで展開されます。また、販売は定期的に停止される期間が設けられており、特に大学の試験期間中である1月と7月は販売が一時停止されます。


今後の展望



「COMEL」は単なる製品ではなく、行動を促すきっかけを提供することを目指しています。プラスチック問題は深刻な社会課題ですが、まずは「楽しい」「可愛い」という扱いやすい視点から始めることが大切です。PPWは今後も環境問題に対する意識を高める活動を続け、学生たちが率先してサステナブルな生活を提案していくことでしょう。

Precious Plastic Wasedaについて



「Precious Plastic Waseda」は、早稲田大学の環境ロドリゲスの一部門として設立されたサステナブルなプロジェクトです。学生自身が手を動かしながら廃プラスチックを集め、製品を再生する過程をワークショップやイベントを通じて広めています。


今回のプロジェクトは、ただの製品販売を超え、エコロジーに対する関心を引き起こし、持続可能な環境を育むための新たな一歩となるでしょう。皆さんも、ぜひこの取り組みを応援してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人唐津Farm&Food
住所
佐賀県唐津市浦5409番地7
電話番号
090-3263-4557

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