ソフトバンクがAbnormal AIのメールセキュリティプラットフォームを販売
AIを駆使した行動解析に基づくセキュリティ企業、Abnormal AI(アブノーマルエーアイ)が提供する法人向けのメールセキュリティソリューションが、ソフトバンクによって日本国内で販売が開始されました。本件は、フィッシングやビジネスメール詐欺(BEC)など、巧妙化しているサイバー攻撃から企業を守るための重要な取り組みです。
Abnormal AIとは?
Abnormal AIは、米国ネバダ州ラスベガスに本社を構えた企業で、行動解析を活用した独自のメールセキュリティプラットフォームを展開しています。ここ数年で、企業を狙ったサイバー犯罪が急増しており、特にフィッシング攻撃は年々その手口が進化しています。警察庁のデータによると、2025年にはフィッシングの報告件数が245万4,297件に達しました。
このような背景を受け、Abnormal AIのメールセキュリティは、組織内の通常の動作(ベースライン)を深く理解し、異常な行動をリアルタイムで検知して修復する能力を持っています。これにより、今までのルールやシグネチャに依存せず、未知の脅威へも迅速に対応できるとされています。特に、Microsoft 365やGoogle WorkspaceにAPIで直接接続できるため、導入が非常にスムーズで、短時間でセキュリティ強化が期待されます。
ソフトバンクとの提携
Abnormal AIが日本市場に本格展開する中、ソフトバンクの強力な法人営業網を活用することで、その展開は加速。具体的には、ソフトバンクの法人顧客を通じて、多くの企業に安全性の高いメールセキュリティソリューションが展開されます。これによって、現行のツールの限界を乗り越え、さらに多くの企業がこの新しい技術を活用できるようになります。
Abnormal AIとソフトバンクのコメント
Abnormal AIのCEO、Evan Reiser氏は、「すべての組織を辛辣な攻撃から守ることが私たちの使命です。ソフトバンクとのコラボにより、日本市場への取り組みを深められることを嬉しく思います。これにより、いかなるサイバー脅威にも迅速に対応する力を日本企業に提供できるでしょう」と述べています。
また、日本の国責任者、光山慶氏は「従来のルールベースのツールでは現在のサイバー攻撃に対抗できないという声が多い。ソフトバンクの広範な顧客基盤のおかげで、以前届かなかった企業にも我々の技術を届けられることを嬉しく思います」とコメントしました。
一方で、ソフトバンクの常務執行役員、森田朋愛氏も「お客様のセキュリティニーズは複雑化してきており、メールを起点とした攻撃に対する対策が急務です。Abnormal AIとの提携により、より安全なソリューションを提供できると確信しています」と述べています。
まとめ
Abnormal AIのメールセキュリティソリューションの導入は、今後日本国内の多くの法人にとって非常に重要なセキュリティ対策となるでしょう。この取り組みにより、サイバー攻撃への対応力が高まり、企業の情報や資産を守る上での強固な基盤が築かれることが期待されます。
詳しい情報は、ソフトバンクの営業担当者やAbnormal AIの公式ウェブサイト(
abnormal.ai/ja)をご覧ください。