モリサワが新しいサーバーフォントライセンスを発表
株式会社モリサワは、2025年3月3日から新たに「Morisawa サーバーフォントライセンス」を提供開始することを発表しました。このライセンスは、ネットワーク上のサーバーで動作するアプリケーションにて、モリサワの豊富なフォントコレクションを利用することができる新しい選択肢です。
「Morisawa サーバーフォントライセンス」の特徴
新しいライセンスは、特にドキュメント自動処理を行うサーバーアプリケーションを対象としており、インターネットやLANといったネットワーク環境での活用を想定しています。利用者は、和文書体のみならず、多言語書体にもアクセスできるようになり、そのラインナップは大幅に拡充されます。
利用対象と契約形態
「Morisawa サーバーフォントライセンス」は、お客様が運用する1サービスを対象とし、契約は1年毎の更新形式となっています。
フォントフォーマットと納品形式
利用可能なフォントフォーマットは、OpenTypeまたはTrueTypeのいずれかから選べます。また、納品はオンライン形式で行われます。
価格設定
日本語・中国語・韓国語の書体は1書体あたり165,000円(税込)から、ラテン語を含むその他言語の書体は55,000円(税込)からの料金で提供されます。これにより、様々な言語や用途に応じた選択肢が用意されるため、ビジネスにおけるデザインニーズにも応えることができるでしょう。
既存契約のお客様への対応
現在、「サーバーアプリケーション用フォントライセンス」を利用中のお客様は、2028年2月28日まで契約の更新手続きが可能です。また、「利用可能全書体パック」をご利用のお客様には、2025年度版まで新書体の提供が行われる予定です。
お問い合わせ
詳細な情報やサービスの利用方法については、Morisawa サーバーフォントライセンスの製品ページをご覧ください。また、本件についての問い合わせ先も設けてありますので、何か不明点があればお気軽にアクセスしてください。
この新しいサービスは、デザイナーや企業にとって、フォント選びの幅を広げる大きな機会となるでしょう。これからの展開にも期待が寄せられます。