OBCの新連携発表
2024-08-19 16:07:22

OBCが新たに連結会計ソフト結/YUIとのAPI連携を開始した背景とは

OBCが新たに「結/YUI」とのAPI連携を発表



この度、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、自社の「勘定奉行V ERPクラウド」と、クラウド連結会計ソフト「結/YUI」間でAPI連携を実現したと発表しました。この連携により、企業の会計業務をさらに効率化できる新機能が加わりました。

連携の背景



近年、企業において連結財務諸表の重要性が増しており、OBCもそのニーズに対して迅速に応える必要があると感じていました。「結/YUI」は、2023年11月に「勘定奉行クラウド」、2024年2月には「勘定奉行クラウド Global Edition」との連携を予定しており、その過程で「勘定奉行V ERPクラウド」との連携要望も多く寄せられていました。

このような環境下で実現した今回のAPI連携は、企業が親会社で「勘定奉行V ERPクラウド」、子会社で「奉行クラウド Group Shared Model」を利用する際にも、結/YUIの一つのアカウント内でデータの自動収集が可能になるという点でも大きな意味を持っています。

API連携の内容



「勘定奉行V ERPクラウド」との連携により、以下のデータが自動的に「結/YUI」の連結パッケージの各画面へと集められます:

  • - 勘定科目マスタ → 科目マッピング
  • - 部門マスタ → 部門マッピング
  • - 試算表(部門別含む) → 試算表及び部門別試算表
  • - グループ間の債権債務取引高 → 関係会社債権債務取引高

APIを活用することで、親会社で更新された情報がワンクリックで最新のものに置き換えられ、転記作業の手間も大幅に省けます。これにより、連結精算表やキャッシュ・フロー計算書の作成もスムーズに行えます。

「奉行V ERPクラウド」の強み



「奉行V ERPクラウド」は、商習慣に基づいたSaaS型のERPとして、あらゆるデータとつながることが可能です。また、Microsoft Azureを活用することでセキュリティ面でも高い信頼性を誇ります。日経BP社の顧客満足度調査でも、第1位を獲得するなど、評価も高まっています。

結/YUIの魅力



「結/YUI」は、連結財務諸表を効率的に作成するクラウド会計ソフトで、API連携を駆使して連結パッケージの自動転記を行います。そのため、会計業務における正確性を保ちながら、作業の効率化が図れます。加えて、開示システムとの連携により、より広範囲に渡るデータの管理が可能です。

企業の未来を切り開く連携



今回のAPI連携は、企業の会計業務の生産性向上に寄与するだけでなく、OBCとYUIの協力関係を深める重要な第一歩となるでしょう。今後も両社は、より良いサービスの提供を目指して新たな機能開発に取り組むことでしょう。

また、クラウドサービスの進展に伴い、業務のDX化を進めることで民間企業が求めるニーズに応え、さらなる成長を目指していく姿勢が見受けられます。これからも、連結会計ソフトやERPに関する市場の動向には注目が必要でしょう。


画像1

会社情報

会社名
株式会社YUI
住所
東京都千代田区内神田1丁目8番9号
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: OBC 結/YUI 勘定奉行

Wiki3: OBC 結/YUI 勘定奉行

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。