インターンシップ参加希望者が98.2%
株式会社学情が実施したアンケートによると、2027年3月卒業予定の大学生・大学院生の98.2%が、就業体験のあるインターンシップに参加したいと回答しました。これは、ほとんどの学生が就業体験に対して強い関心を持っていることを示しています。具体的には、学生たちは「仕事内容を理解し、働くイメージを明確にしたい」「必要なスキルを学びたい」「自分に合っているか確認したい」といった意見を表明しています。また、内定獲得のために企業に関わりを持つことも重要視されています。
リアルなインターンシップ希望者の増加
インターンシップの形式について尋ねた結果、参加希望者の55.9%が「リアル」での参加を好むことが明らかになりました。学生たちは、実際の職場の雰囲気を感じたり、社員たちと直接コミュニケーションを取ることができる点を重視しています。ある学生は「リアルの方が業務内容のイメージが掴みやすい」と語り、また別の学生は「お互いの理解が深まる」と述べるなど、リアル参加のメリットが強調されています。
オープン・カンパニーへの興味
また、就業体験を伴わない「オープン・カンパニー」への参加希望者も90.3%に達しており、こちらも高い数字です。学生たちは、業界や職種を絞り込むために多くの企業のセミナーを受けたいと考えているようです。また、インターンシップの日程が合わない企業に対してもオープン・カンパニーを通じて接点を持ちたい意向を述べています。
リアルとオンラインの併用希望
オープン・カンパニーの参加形式については、「リアル」希望が43.5%と過半数を超えていますが、20.9%が「リアル」のみ、22.6%が「どちらかと言えばリアル」と回答しています。多くの学生がリアル参加を希望しつつも、オンラインも併用可能であることを選択肢として捉えているようです。「リアルとオンライン、どちらでも構わない」といった声も多数寄せられ、情報収集を重視していることがわかります。
調査の背景と実施
この調査は、2025年卒採用から新たなインターンシップ形式が導入される中で実施されました。リサーチ期間は2025年5月8日から5月24日までで、対象はスカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」の来訪者621名です。インターンシップにおける就業体験の重要性が年々高まっていることがこの調査を通じて明らかになり、学生たちが未来に繋がる選択肢を求めていることが強く感じられます。
株式会社学情の役割
株式会社学情は、社会人や学生の転職・就職を支援するサービスを提供しており、今後も若い世代に多様な選択肢を提供することを目指しています。今後もインターンシップやオープン・カンパニーを通じて、学生と企業の架け橋をとなる活動を続けていくことでしょう。
このように、今後の就職活動においてインターンシップがますます重要な役割を果たすことが期待されています。