SBI証券と三井住友カード、投信残高が2兆円を突破
2025年8月13日、SBI証券と三井住友カードが提供する金融商品仲介口座の投資信託預かり残高が、ついに2兆円を超えたことが発表されました。これは、顧客の支持と信頼を得た証とも言え、両社の新しい試みが見事に実を結んだ結果です。
背景:新しい金融商品の提案
SBI証券と三井住友カードは、2021年6月に金融商品仲介サービスを開始し、クレジットカードを利用した投資信託の積立を可能にする「三井住友カードつみたて投資」サービスをスタートしました。このサービスは、クレジットカード決済を利用することで、簡単に投資を始められる仕組みを提供しており、特に若年層の支持を集めています。
また、SBI証券では、取引状況に応じてポイントが貯まる「Vポイントサービス」や、貯まったポイントで投資信託を購入できる「Vポイント投資」など、利便性の高いサービスが展開されています。さらに、対象の店舗で三井住友カードを使うことで、最大2%のVポイント還元を受けられる「Vポイントアッププログラム」もあり、これらの取り組みが投資家の利用意欲を高めています。
加速する資産形成のサポート
2023年3月からは三井住友銀行との提携によって、より幅広い金融サービスを提供する「Olive(オリーブ)」プラットフォームがリリースされました。これにより、利用者は利便性の高い証券関連サービスをシームレスに利用できるようになっています。これまでの約1年間で投資信託残高が1兆円から2兆円に達するという急成長を見せたのも、こうしたサービスの革新によるものです。
今後の展望と顧客への約束
SBI証券は今後も「顧客中心主義」の理念のもと、業界最低水準の手数料でありながら最高のサービスを提供し続けることを誓っています。個人投資家の資産形成を支援するために、さまざまな施策を講じていく計画であり、さらなる成長を加速させていくに違いありません。
この2兆円突破は、投資信託を始めるきっかけとしても、また、資産運用の選択肢を広げるものに違いありません。刺激的な金融サービスの進化を後押しすることで、より多くの人々が資産を形成する手助けになることを期待しています。