「支払い.com」の累計決済額が1,000億円を突破!
株式会社クレディセゾンと株式会社UPSIDERが共同で展開する請求書カード払いサービス「支払い.com」が、2025年3月時点で累計決済額1,000億円を超えたことが明らかになりました。このサービスは、2年前の2022年4月にリリースされ、わずか3年間でこの大きな成果を上げたことになります。
中小企業の資金繰りを支える重要なサービス
支払い.comは、企業間取引において銀行振込が主流となっている中、ユーザーが持つクレジットカードで請求書の支払いができる画期的な取り組みです。これにより、特に資金繰りが厳しい中小企業にとって、大きな助けとなっています。多くの中小企業は、売上の入金と支払いのタイミングにズレが生じやすく、その結果、資金繰りに悩みを抱えることが少なくありません。特に建設業や小売業、製造業などでは、先行して発生する運転資金の準備が必要であり、これが資金繰りの悪化を招く要因とされています。
支払い.comを利用することで、請求書の銀行振込をカード払いに変更でき、支払い日を最大60日も延長することが可能になります。これにより、必要な運転資金が少なくて済むため、企業の資金繰りが改善されるわけです。このサービスの利便性から、多くの中小企業が導入を進めているのです。
全国的な利用拡大の兆し
これまでは東京都を中心に利用されていた支払い.comですが、最近では関西地域からの利用も増加しています。しかし地方においては、まだまだ十分に認知されていないという現状も残っています。特に資金調達手段が限られた地方の中小企業に対して、支払い.comは新たな解決策として提案されています。
日本商工会議所のレポートでも、地方における資金調達の課題が指摘されており、支払い.comの利用が地域の企業にとっての新たなチャンスとなると期待されています。銀行振込だけでなく、請求書のカード払いという選択肢を提供することで、企業が資金繰りを改善できる環境を整えていくことが重要です。
今後の展開と企業への貢献
「支払い.com」の成功体験は、今後さらに多くの企業に広がっていくでしょう。クレディセゾンとUPSIDERは、資金繰りの改善だけでなく、企業が本業に専念できるような環境を提供することに注力する方針です。これからも貴重なサービスを通じて、企業の成長をサポートし続けていきます。
支払い.comは、今後も数多くの中小企業にとって欠かせないサービスとなることが期待されます。利用企業がスムーズに経営を行うためには、こうした革新的なサービスが不可欠です。私たちのビジネス環境が整う中、支払い.comのさらなる発展も楽しみですね。