新AIプラットフォーム「つながるAI®️」の登場
株式会社日本コミュニケーションアカデミーは、組織内の知識を効果的に活用するための新しいAIプラットフォーム「つながるAI®️」を2025年8月より本格提供することを発表しました。このプラットフォームは、対話を通じて組織の知識を引き出し、AIに学ばせる仕組みを持っています。従来のデータベース型の知識管理とは異なり、「つながるAI®️」は、実際に語られたエピソードやナラティブをもとに構築される内部知型AIです。
人と人のつながりを活用したAI
「つながるAI®️」は、経営層から現場、さらには顧客やパートナーとの対話を包括的に収集・分析します。このプロセスを通じて、各組織の独自の価値観や意思決定の基準をAIに反映させることができ、現場での迅速な判断や効果的な対応を可能にします。これは、従来のAIが外部データに依存するのとは大きな違いで、組織内のナラティブをしっかりと反映した知識を活用する点が特長です。
特徴と機能
この「つながるAI®️」には、以下のような特長があります:
- - エピソードlink®️技術:この技術により、暗黙的な知識や経験がデジタル化され、特許も取得されています(特許第7620361号)。
- - 双方向型のAI:AIが単に答えを提供するのではなく、問いかけや内省、自律的な行動を促進します。
- - 迅速な実装:経営層や顧客との対話を一年の間にAIに反映し、それをLINE Botとして実装します。
- - 価格設定:月額料金は40万円(税抜)、1年間の契約です。
実際の活用例
「つながるAI®️」は多様な場面での利用が想定されています。具体的には、コールセンターなどの現場支援AIとしての使用や、企業の経営ビジョンの浸透、理念の可視化、人材育成、離職防止支援など、多岐にわたります。さらに社員教育やパートナーとの協力、顧客サービスの質を向上させることへの貢献が期待されています。
代表のメッセージ
日本コミュニケーションアカデミーの代表、河野克典氏は、「AIはこれまでの知をつなぎ、気づきを返すものとして存在するべき」と語っています。つまり、AIを単なる道具ではなく、共に考える存在として、組織に実装していくことが、これからの進化の形であると考えています。
セミナー情報
「つながるAI®️プラットフォーム」の中心技術であるエピソードlink®️の理論と実践を学べるセミナーも予定されています。AI(ChatGPTなど)を活用して対話からナレッジを引き出す方法を習得したい方にとって、非常に役立つ内容です。最初のセミナーは2025年9月2日、豊島区民センターで開催され、以降も10月22日に続きます。受講料は50,000円(税込)で、少人数制の先着順です。
企業情報・お問い合わせ先
新しい「つながるAI®️プラットフォーム」が興味深いと感じた方は、日本コミュニケーションアカデミーのウェブサイトやメールでお問い合わせできます。リンク先には、さらなる情報や導入相談が受付られています。これからのAI活用に、ぜひご注目ください。