シーネットの新コラム連載が始まる
物流業界の現状を鑑み、新たな連載がスタートします。株式会社シーネットは、2025年11月より公式サイトにて「サプライチェーン最適化に向けた荷主の挑戦とWMSの役割」というタイトルのコラムを連載開始することを発表しました。このコラムは、物流2024年問題という深刻な課題に取り組むための具体的な施策を解説し、特に倉庫管理システム(WMS)の活用方法に焦点を当てています。
物流2024年問題とCLOの選任義務化
2024年から始まる物流問題は、国全体に及ぶ輸送能力の不足を引き起こしています。この問題により、企業には持続可能なサプライチェーンの構築が求められ、2026年4月には一定規模以上の荷主企業に対し物流戦略を立案する最高物流責任者(CLO)の選任が義務化されます。この背景にあたるのが、従来の商慣行を見直さざるを得ない状況です。
新コラムの展望
新コラムは、荷主企業の担当者やCLOをターゲットとしており、物流の最適化に向けた挑戦とWMSの役割を実践的な視点から詳しく解説します。本連載では、荷主企業が直面する課題を軽減するための戦略が提示されます。
コラムの内容
1.
はじめにとCLOの役割: 物流2024年問題の背景および物流統括管理者の設置義務化について
2.
物流効率化・省力化の推進: 予約システム、荷役スタッフの最適化、自動搬送などの施策
3.
納品条件の見直し: 発注・納品スケジュールの調整や運賃見直しについて
4.
サプライチェーン全体の見直し: 在庫の最適化や情報共有、協働等
5.
持続可能性と環境負荷削減: 共同配送やモーダルシフトの推進
6.
まとめ: サステナビリティを実現するためのロードマップ
コラムの特徴
本連載には、以下のような特徴があります。
- - CLOの視点: 物流統括管理者が求められる役割や取り組み事例が詳しく解説されます。
- - 全体最適化: 倉庫内作業だけではなく、調達から配送に至るサプライチェーン全体に視点を置いた改善策が提案されます。
- - WMSの戦略的活用: ウェアハウスマネジメントシステムを単なる在庫管理ツールとしてではなく、戦略的なシステムとして位置付けます。
- - 環境負荷と物流効率の両立: 持続可能な物流モデルを提案し、環境負荷の削減と効率化を両立させます。
連載開始の背景
この新コラム連載は、物流業界の現状と課題をふまえており、シーネットは今後も物流業界に貢献する情報を提供し続ける考えです。また、コラムに関連する解説資料も用意されており、視覚的に理解しやすくまとめられています。資料は無料でダウンロード可能で、詳細については公式ページをご覧ください。
株式会社シーネットについて
シーネットは、1992年設立以来、物流のシステム化による業務効率化に取り組んできたパイオニア企業です。「現場をITで気持ち良くする」を企業理念に掲げ、常に業務改善に向けた最適解を提供しています。クラウド型WMSの領域では、過去13年連続売上シェアNo.1の実績を誇ります。「物流2024年問題」などの社会課題に対しても、引き続き革新的なアプローチで対応してまいります。