食をテーマにした未来志向の祭典
淡路島が舞台となる『ワールドシェフ王サミット2025』が、2025年11月8日と9日の2日間にわたって開催されます。このイベントは、Well-beingというテーマを掲げ、食を通じて健康的で幸せな社会の実現を目指すものです。主催の株式会社パソナグループが企画する「Awaji Well-being Week」の一環として、毎年多くの料理人や食のプロフェッショナルが集まります。
本大会のメインビジュアルは、実行委員長を務める中村勝宏氏(ホテルメトロポリタンエドモント 統括名誉総料理長)。彼の指導のもとで、未来を見据えた“健康美食”をテーマにした料理大会が行われます。
料理大会の種類
『ワールドシェフ王サミット2025』では、2つの主要な料理大会を実施。
1. ユースシェフ王料理大会
この大会は、全国の料理専門学校や大学の学生を対象とし、次世代の料理人を育成・発掘することが目的です。参加者は、個人戦と団体戦に分かれ、淡路島の特産品を使用した健康的なレシピで競い合います。審査基準は、持続可能性や創造性、豊かな発想力に基づいて評価されます。
2. ワールドシェフ王料理大会
この大会では、国内で活躍する外国籍シェフたちが自国の代表料理を披露し、地球や人に優しい料理を共演します。各国の食文化を表現しつつ、環境への配慮や独創性が審査の対象となります。グランプリは専門の審査員によって決定され、淡路島を“健康美食の島”として世界に発信します。
地域の食材を生かす「つながるマルシェ」
開催中には、地元の農家や生産者が出店する「つながるマルシェ」も行われます。こちらでは、“御食国”淡路島の新鮮な旬の食材や特産品を直接手に入れることができます。生産者とお客様との交流が深まり、地域の食文化を一層楽しめる場となるでしょう。
参加方式
本イベントは参加無料で、誰でも気軽に足を運べる形式となっています。『ワールドシェフ王サミット2025』を通じて、食がもたらす健康や幸福について一緒に考える機会が得られます。自然環境を大切にし、人々のWell-beingを促進する取り組みが詰まったこの祭典は、2018年度に初めて開催され、今年で5回目を迎えます。
まとめ
食を通じた新たなライフスタイルや、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが詰まった『ワールドシェフ王サミット2025』は、淡路島の魅力とともに、多くの人々に健康と美味しい食文化を届ける場です。ぜひこの機会を逃さず、参加してみてはいかがでしょうか。豊かな食の未来を一緒に築きましょう!